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観光名所

日本からもすぐに行くことができ、100万ドルの夜景でおなじみの香港。最近はお隣マカオの勢いにその注目度をさらわれてしまっていますが、今も日本人観光客から人気の高い旅行先です。そんな香港の観光名所をご紹介しています。

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特集×2

1.100万ドルの夜景

香港の夜景で最も美しいと言われているのは「ビクトリア・ハーバー」の超高層ビル群による夜景です。香港島と中国大陸九龍半島の間、香港の市街地の中心地に位置するところにあります。ここには香港上海銀行や中国銀行・香港分行、国際金融中心などといった超高層ビルが建ち並んでおり、その夜景がすばらしく綺麗なのです。

特にクリスマスの時期はおすすめです。というのも、日本と同じで香港でもクリスマス時期にはスペシャルなイルミネーションが施されるのです。もちろん普段から夜景はすばらしいのですが、クリスマスシーズンの12月から旧正月にかけては更に輪を掛けて綺麗に彩られますので、ぜひチャンスがある方は訪れてみてください。

ビクトリア・ピーク

この夜景を満喫するのに最適なスポットがあります。それは「ビクトリア・ピーク」です。現地では「太平山」と表記されていることもあります。香港島の西部に位置していて、その標高は552メートルにも及びます。

ピークトラムという観光鉄道に乗って山頂付近の駅まで行くと、そこからビクトリア・ハーバーを見渡すことができます。その景色のすばらしさには息をのむほどです。ちなみにこのビクトリア・ピークですが、香港屈指の観光名所ということもあって、年間700万人以上が眺望や夜景を求めて足を運んでいます。

展望台・レジャーセンター・ショッピングセンターの複合施設であるピーク・タワーや、ピーク・ギャレリアなどもあるので、単純に夜景や景色を楽しむだけではなく、ショッピングや食事なども楽しめるようになっています。

2.美術館と博物館

世界的に有名な美術館や博物館はありませんが、地元で人気のある施設ならいくつかあります。内容が充実している施設も多く、香港の見所とも言えます。あまり香港で美術館や博物館に行ったという旅行者の話は聞きませんが、だからこそこちらでいくつかご紹介したいと思います。

香港海防博物館

香港島にある博物館で、香港の約600年に渡る海防史を見ることができます。ご存じの通り香港は海に囲まれていることから、外から攻め込まれた際の防衛が非常に重要となります。館内は11のエリアに分かれており、1941年の日本軍との戦いについてのエリアもあります。また、大砲や砲台も何基か残っています。

香港大学美術博物館

香港で最も長い歴史があり、そして香港一の大学として知られている香港大学が収集した作品や歴史的資料を展示している大学内の施設です。大学内とは言っても一般の方も無料で入場することができます。全部で1500点以上もの展示物があり、仏教美術関連や古代の陶器・絵画などが多数揃っています。

香港文化博物館

こちらは香港最大級の博物館としてよく知られています。新界エリアにあり、その大きさから全部で12のギャラリーにエリア分けされています。地上5階建てで、常設展示ももちろんたくさんありますが、特別企画展なども不定期で開催されています。普段は10香港ドルが入場料ですが、毎週水曜日は無料となります。

香港医学博物館

こちらは上環駅から歩いて15分ほどの高台に建っている博物館で、香港の医学の発展の歴史などを見て学ぶことができます。かつては香港微生物研究所として使われていた建物を改装して使用しているため、なかなかの雰囲気があります。ちょっとグロデスクな展示もありますので、その点だけ注意しておきましょう。