ビクトリア・ピーク
香港観光のメインとなる場所はビクトリア・ハーバーとビクトリア・ピークです。前者は香港の市街地の中心地に位置している湾で、ここには多数の高層ビルが建っています。煌びやかなネオン看板も数多く、100万ドルの夜景に花を添えています。
そして、香港に行ったら欠かすことができないのが後者のビクトリア・ピークです。ビクトリア・ピークからは島を見渡すことができ、素晴らしい夜景を楽しむことができます。もちろん昼間に行っても素晴らしい眺めを楽しめますが、おすすめは夜の時間帯です。
高層ビルのライトやイルミネーションがとても綺麗で、ロマンティックな雰囲気となります。ここにはピーク・タワーとピーク・ギャレリアという2つの商業施設もあり、ショッピングを楽しんだり、レストランで食事をしたりすることもできます。
概要
香港と言えば100万ドルの夜景ですが、それはビクトリア・ピークからの眺めのことを指しています。香港島の西部に位置している山で、標高は552メートルあります。
実際の山頂には一般人は立ち入ることができないのですが、その周辺の山並みには公園や高級住宅街・商業施設などがあり、それらを総称してビクトリア・ピークと呼んでいます。「100万ドルの夜景」を一目見ようと年間700万人もの人々がこの地を訪れると言うから驚きです。
主な展望スペース
ピークトラム駅があるピークタワーには展望台が設けられており、そこから香港島や九龍の超高層ビル群、ヴィクトリア・ハーバー、新界などを一望することができます。特に香港島の中環の景観はビルだらけなので圧巻です。なお、ピークタワーから歩いて数分のところにも別の展望スペースがあります。
アクセス
ピーク・タワーのある場所までは前述のピークトラムを使ったり、公共バス・ミニバス・タクシーなどを使って行くのが一般的です。香港動植物園の近くから旧山頂道を歩いて登ることもできますが、なかなか険しい坂道なのでおすすめはできません。
商業施設
ビクトリア・ピークには「ピーク・タワー」と「ピーク・ギャレリア」という2つの大きな商業施設があります。それぞれ簡単にご紹介します。
ピーク・タワー
非常に変わった形をしている建物がピーク・タワーです。イギリス人建築家によって建てられたこの施設には、展望台・レジャーセンター・ショッピングセンターが設けられており、様々な時間の過ごし方ができます。
ピーク・ギャレリア
ピーク・タワーと並ぶようにして建っているのがピーク・ギャレリアです。ピーク・タワーの約20年後にできたこちらの施設はライバル的存在となっています。ブティックや土産物店・レストランなど全部で60店以上もの店舗が入っているほか、展望台も設けられています。