南京

江蘇省の省都として知られている南京は、中国最大級の都市上海からも近くて人気のある都市です。古くから華南の中心地として栄えており、中国四大古都のひとつにも数えられています。また、夏がとても蒸し暑くなることでも有名で、中国三大ボイラーの一つに数えられています。そんな南京の観光名所をご紹介したいと思います。

見どころ

中山陵 中山陵は、民族・民権・民生の三民主義を唱えた孫文の陵墓です。広い敷地内の1番奥にある祭堂に孫文が眠っています。
明孝陵(みんこうりょう) こちらは明王朝を開いた朱元璋(洪武帝)の陵墓です。10万人を動員し、30年をかけて作られました。
夫子廟(ふしびょう) 昔ながらの風情ある南京の街の雰囲気を味わうことができる繁華街に建っている廟です。繁華街全体も夫子廟と呼ばれています。
中華門 明代初期に作られたとても大きな門です。中国に現存する城門の中では最大です。城門の屋上まで上ることができ、そこから南京の街を眺めることができます。
梅園新村紀念館(ばいえんしんそんきねんかん) 中国共産党の宿舎兼会議室だった建物です。周恩来が滞在していた場所としても知られており、館内には周恩来の銅像や当時の写真などが展示されています。
雨花台風景名勝区 (うかだいふうけいめいしょうく) 南京市の南部に位置している景勝エリアです。雨花閣や烈士紀念館、烈士記念碑などがあります。
南京博物院 江蘇省立の博物館で、1933年に完成しました。1999年には新館もオープンしています。歴史的に貴重な収蔵品も多く、中国でも歴史ある博物館としてよく知られています。
太平天国歴史博物館 太平天国に関する史料が多数並んでいる、太平天国の専門の博物館です。太平天国に関する博物館は広い中国といえどここにしかありません。
中国近現代史遺址博物館(きんげんだいしいしはくぶつかん) 600年の歴史を持つ広大な庭園「ク園」の中にある博物館です。かつて、明代には漢王の庭園、清代には地方高官の庭園としても使われていました。
南京長江大橋 中国で3番目に長江に架けられた橋です。上の段と下の段に分かれており、上は道路、下は線路になっています。歩いて対岸まで渡ることもできます。
霊谷寺(れいこくじ) 明代初期に建設された仏教寺院です。同名の霊谷寺公園の中にあります。高さ60メートルを誇る霊谷塔がシンボル的存在となっています。
美齢宮(びれいきゅう) 蒋介石の官邸として1931年に建てられた邸宅です。妻である宋美齢の名前からこの名前が付きました。実際に乗っていた昔のフォードも飾られています。

ホテル・宿泊施設

シェラトン南京ギングスレーホテル&タワーズ 高級ホテルチェンであるシェラトングループのホテルです。ジムやサウナなど施設が充実しています。
クラウンプラザ南京ホテル&スイート クラウンプラザが運営している高級ホテルです。地下鉄の駅からも近く、観光に便利です。
南京維景大酒店 南京博物館から約200メートルほど離れたところにある高級ホテルです。広々とした客室が特徴です。
南京古南都飯店 南京の繁華街に位置しているホテルです。館内には日本語の案内も多く、日本人観光客も多めです。
金陵飯店 中国の高級ホテルチェーンです。全部で600もの客室があり、レストランも充実しています。