準4級・4級

中国語検定試験の準4級・4級対策です。中国語検定の中ではそれぞれ初級前半・初級後半のレベルと位置付けられています。合格率も準4級で7割、4級で6割前後と比較的高いです。まずはここから目指していきましょう。

準4級

初心者の方におすすめなのが中国語検定の準4級の試験です。内容も易しいですし、基礎的なことしか問われることはありません。簡単な文法や単語を覚えたら過去問を解いて試験の形に慣れておきましょう。本番は時間もたっぷりあるので、焦らず落ち着いて問題に取り組めば、きっと合格できるはずです。

4級

4級からは徐々に難易度的にも本格的な試験となってきます。大学で1年間毎週中国語の授業を履修して合格ラインに届くか届かないか、というレベルです。中国語の勉強を始めた方の、まず最初の目標になるのではないでしょうか。4級試験の対策として、書取の対策とリスニングの対策をそれぞれ挙げていきたいと思います。

書取

書取は、発音・単語穴埋め・単語並び替え・長文読解・簡単な作文、と5つのパートに分かれています。どれも万遍なく勉強する必要があるのですが、まずは文法をしっかりと押さえるようにしましょう。簡単でも正しい文法を知っていれば、作文にも役に立ちます。

初級文法を解説した教科書をとりあえず1周やってみてください。様々な教科書に手を出したくなるところですが、1冊をしっかりとやり終えるほうが力になります。

また、文字を書くこともオススメします。日本語でも似たような漢字を使っているとはいえ、中国独特の漢字「簡体字」を読むと最初は違和感を感じるはずです。この違和感をなくなるまで、繰り返し文字を書く練習も行いましょう。

リスニング

次にリスニング対策です。試験は、ごく日常的な内容の中国語の文章を聞き取り、回答するという形式です。出題される単語や質問が難易度の低いものに限定されているため、比較的易しいと言えます。

対策としては市販の教材に付属しているCDをよく聞くことです。また基本的な単語や文法の文章も聞いただけで理解できるようにしておきましょう。自己紹介や5W1Hの表現も覚えておきましょう。

また、固有名詞が登場することも多いので、4級のレベルで登場することがある固有名詞をチェックしておくといいでしょう。「日本」「北京」など国・都市名やよく登場する中国人・日本人の名前の読み方も知っておくとリスニングで大きなメリットとなります。