観光名所

ローマと並んで数多くの外国人観光客が訪れているミラノ。世界遺産に登録されているレオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』を見ることができるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会や、観光の起点・中心となるドゥオモなどが有名です。

観光にしてもショッピングにしても、ドゥオモとガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世が中心となります。前者は世界最大のゴシック建築として知られている非常に大きな大聖堂で、後者はブランドブティックやショップ・レストランなどが建ち並んでいるアーケードです。

また、サッカー好きな方にもおすすめな都市です。ACミランとインテル・ミラノという世界屈指のビッグクラブがミラノにあります。もしセリエAのシーズン中なのであれば、ジュゼッペ・メアッツァ・スタジアムまで足を運んでみて下さい。本場のセリエAの熱狂を感じることができます。

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有名な教会

イタリアには非常に迫力があって壮大な作りをした教会が多数存在します。そういった教会を見たくて足を運んでいる外国人観光客も多いです。そして、ファッションの街として知られているミラノも例外ではありません。そこでこちらでは、ミラノにある人気の高い教会をいくつかご紹介したいと思います。

ドゥオモ

ミラノと言ったらまずここは外せないでしょう。ミラノのシンボル的存在で、外国人観光客のほとんどがまず最初にこの地に足を運んでいます。ドゥオモ広場に建っており、初期の聖母マリアに捧げられたドゥオモとして知られています。

ミラノを代表する観光名所であるドゥオモは、世界最大の司教区であるミラノ大司教区を統括する首都大司教の司教座聖堂です。そのためミラノ大聖堂と呼ばれることもあります。最も高い尖塔には街を守る黄金のマリア像が立っています。

このドゥオモは1386年に建築が始まり、完成したのはなんと約500年後の1813年です。外観だけでも圧倒されてしまいそうなほど優美で存在感が抜群なのですが、広々とした内部も美しいステンドグラスや宝飾物などを見て楽しむことができます。

また、階段を上るかエレベーターを使って、屋上まで上ることができ、そこからは135本ある尖塔や2000体以上ある彫像を間近に見ることができるほか、ミラノの街を見渡すことができます。

サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会

こちらはミラノにある有名なカトリック教会の聖堂です。ミラノ公フランチェスコ・スフォルツァの命によって、建築家ソラーリが長い年月をかけ1469年に完成させました。その後、1492年にスフォルツァ家のルドヴィコ・イル・モーロが建築家のドナト・ブラマンテに命じて、現在のように改築されました。

第二次世界大戦で大きく破損しましたが、以前の姿のように再建されています。この教会は世界遺産にも登録されていることで知られています。

なにがそんなに凄いのかというと、この教会には、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」があるのです。「レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会とドメニコ会修道院」という長い登録名で世界遺産に登録されています。

「最後の晩餐」は教会内の食堂の壁に描かれていて、予約をすることによって、15分の制限時間付きではありますが、見学することもできます。また、撮影は禁止されていますので、ご注意ください。