ホーム > ヨーロッパ > イタリア > ローマ > 観光名所 > トラステヴェレ地区

トラステヴェレ地区

トラステヴェレ地区の観光名所をご紹介しています。テヴェレ川を挟んで西側に広がっているエリアです。ローマの下町としてよく知られています。交通の便はあまり良くないので、移動には徒歩かタクシーを使うといいかと思います。

サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ教会 聖母マリアに捧げられた教会で、内部にはビザンチン様式の美しいモザイクが施されています。もとは3世紀に建てられた小さな礼拝堂で、それを12世紀に建て替えました。
サンタ・チェチリア・イン・トラステヴェレ教会 聖女チェチリアを祀っている教会です。聖人で夫のヴァレリアヌスの邸宅跡に建っています。地下には「聖チェチリア像」があります。フレスコ展示室以外は無料です。
サン・フランチェスコ・ア・リーパ教会 もとは936年にベネディクト派修道院と付属教会だった建物で、1600年末から1700年初頭に再建され、現在の姿となりました。

礼拝堂にはベルニーニの彫刻が飾られているほか、設計とファザードのデザインはベルニーニの弟子によって手がけられました。
サン・クリソーゴノ教会 5世紀ごろに建てられたと言われている聖堂の上に、12世紀に建てられた教会です。カヴァッリーニと弟子による美しいモザイク画や、ベルニーニによるバロック様式のサクラメント礼拝堂もあります。
ティベリーナ島 テヴィレ川の中洲に浮かんでいる小さな島です。ここに紀元前3世紀に神殿が建てられたと言われています。

この島と左岸に架かっているファブリチオ橋は、1世紀に建造され、ローマ最古の橋の一つとして知られています。
サンタ・サビーナ教会 ハドリアヌス帝の迫害によって殉教した聖女サビーナに捧げられた教会です。5世紀に創建され、今も初期キリスト教の建築様式を残す貴重な教会の一つとして知られています。
テンピエット
(サン・ピエトロ・イン・モントリオ教会)
ルネサンスを代表する建築家であるブラマンテが設計して、1502年に建てられた小聖堂です。サン・ピエトロ・イン・モントリオ教会の中にあります。
ジャニコロの丘 トラステヴェレ地区の西にある丘です。ローマの7つの丘の一つに数えられています。トレヴィの泉・モーゼの泉と並んで、ローマ3大噴水のひとつであるパオラの泉があります。
ヴィラ・ファルネジーナ アゴスティーノ・キジの16世紀ルネサンス様式の別荘で、内装はラファエロと弟子達によって施されました。

後にローマの名門ファルネーゼ家が買い取りました。開館時間が朝の9時から13時までと短いので、午前中に立ち寄りましょう。

< コメント >
ローマの下町と言われるトラステヴェレ地区の見どころをまとめてピックアップしてみました。街の中心部のような派手さはありませんが、静かで落ち着いた雰囲気があり、ゆっくりとエリアを散策することができます。