大英博物館
ロンドンには数々の博物館や美術館があります。世界的に知られている施設も多く、観光名所としても人気を博しています。そんな数ある美術館や博物館の中でも特に名が知られていて、多くの日本人観光客も訪れている大英博物館をご紹介します。
特徴
古今東西の文化遺産を集めた世界最大の博物館です。大英博物館を抜きにイギリス・ロンドンの博物館は語れません。博物館にある収蔵品は約700万点もあり、そのうちの15万点が常設展示されています。美術品や書籍のほか、標本や硬貨、世界各地の民俗資料、化石類などなど、そのカテゴリーは多岐にわたります。
とにかく規模が大きいため1日がかりで見て回っても全てを見ることはできません。本気で一つ一つ見て回りたいと思ったら3日は必要になるでしょう。本当に大きな博物館ですので、事前にネットなどで行きたいエリアを定めておくと良いと思います。
無料で入れる!
更に、何が驚きかというと、誰でも無料で入館できることです。収蔵品の多くが個人の収集家の寄贈によるものということもありますが、実は館内の至る所に寄付するための募金ボックスが設けられており、そこに寄付することができるのです。
募金ボックスにも書いてありますが、世界各国何処の通貨でもOKで、イギリスのポンドを入れても良いですし、もちろん日本円を入れても構いません。年間700万人が訪れる大人気博物館ということもあり寄付金もかなり集まっていて、そのおかげで無料で入館できるようになっているのだと思います。
基本情報
開館時間は10:00~17:30で、木曜と金曜日に限り20:30までオープンしています。ただし遅い時間は全館開館しているわけではありませんので注意しましょう。
基本的には年中無休ですが、特例として元日・聖金曜日・12/24~26は休館日となります。なお、聖金曜日は年によって異なりますので、行く前にチェックしておくと良いかと思います。
みんなの口コミ
●●ロンドンはたくさん見所がありますが、ロンドンらしく印象に残っているものの一つに大英博物館があります。古く格式がある博物館だと思っていましたが、そういった威厳がある部分と新しくなった部分とうまく融合した作りの博物館でした。
特に中庭は白く広々とした室内空間で昔は屋外だったのではと思うのですが、現在は屋根がついていて斬新な内装になっています。展示物もエジプトのロゼッタストーンやミイラなどを中心に膨大な量があり飽きることはありません。
中庭にミュージアムショップがあり、展示と反対側に図書館があります。図書館はクラシックで美しい作りで今までの歴史の英知が凝縮されている感じがします。
●●ロンドンの大英博物館は大きくて、まるまる一日かかりました。広いのは覚悟はしていましたが、ちゃんと1つ1つ見ていったら一日かかってしまいました。ルーヴル美術館ほどでなかったですが、覚悟はどのみち必要です。朝早くから開く事と、夕方早く締まる事に留意しながら、せっかくの大英博物館を楽しむと良いと思います。
大英博物館の周辺は、美術館に関わる本屋やプリントした小物が売っているので冷やかしで行ったら、意外とお土産にちょうどいい価格帯で、面白いここでしか買えないようなモノがたくさんあったので良かったです。大英博物館はあまり迷う事がないのですが、とりあえずそれなりに駅から歩くので地図を持って向かいました。