ホーム > ヨーロッパ > イギリス > ロンドン > 観光名所 > シティ・サザーク

シティ・サザーク

シティ・サザークの観光名所をご紹介しています。世界屈指の金融街であるこのエリアにも数々の観光名所がありますが、中でも絶対に外すことのできないのは、「セント・ポール大聖堂」「ロンドン塔」「タワー・ブリッジ」の3箇所です。

セント・ポール大聖堂 シティ・オブ・ロンドンにあるイギリス国教会の大聖堂です。高さ111メートル・幅74メートル・奥行き157メートルという大きさで迫力があります。

1666年のロンドン大火によって焼失してしまい、その後クリストファー・レンの設計で35年もの年月をかけ再建されました。

大聖堂のフロアからドームの上の塔の付け根の部分まで、階段で上がることができ、そこからはロンドン市街を一望することができます。チャールズ皇太子と故ダイアナ妃が結婚式を挙げたのもここです。
ロンドン塔 テムズ川の岸辺、イースト・エンドに建っている中世の城塞です。地下鉄だとタワーヒル駅が最寄り駅となります。

1066年に建設が始められ、完成後は身分の高い政治犯を幽閉、処刑する監獄として使用されていました。

ここで行われる処刑が当時のロンドンの見世物だったと言われています。現在もイギリス王室が使用している宮殿ではありますが、ロンドン観光の名所として旅行客から高い人気を誇っています。

メインとなるのはホワイト・タワーとジュエル・ハウスです。前者はロンドン塔の天守閣にあたる建物で、中は展示室となっており、ロンドン塔の歴史を見て学ぶことができます。

後者はその名の通り、数々の宝石を展示している場所で、世界最大のダイヤモンド「偉大なアフリカの星」(サイズは約530カラット)など様々な歴史的展示物を公開しています。

ちなみに館内には世界最大級の大きさであるワタリガラスが飼育されています。

チャールズ2世が占い師から「カラスがいなくなるとロンドン塔が崩れ、ロンドン塔を失った英国が滅びる」と言われ、それ以来飼育する習慣が始まったと言われています。

特に攻撃などはしてきませんが、ちょっかいを出したりするとおそわれる可能性もありますので、注意して下さい。
タワー・ブリッジ 1894年に完成したロンドンのシンボル的存在の橋です。建設された当時は二重橋という構造が批判の的にもなりましたが、今やロンドンに欠かせない存在となりました。

北塔と南塔という2本のゴシック様式のタワーが建っており、タワーの中には展望通路と歴史博物館があります。

エレベーターで上まで上る前に、チケットを購入する必要があるほか、荷物検査が行われます。
ギルドホール 1411年にギルド(中世の同業組合)の統治の中心的な役割を果たすために建てられた市庁舎です。

ロンドン大火と第二次世界大戦によって一部は仮死されてしまいましたが、今でも豪華な作りの内部を見ることができます。
イングランド銀行博物館 世界最大の金融センターの中で中央銀行としての役割を担っているイングランド銀行の博物館です。

イングランド銀行の歴史を始め、昔の紙幣やコインなどのギャラリーが設けられています。目玉は迫力満点の金塊です。
ロンドン博物館 世界最大の市立博物館として知られている博物館で、前述のセント・ポール大聖堂から歩いて5分ほどの所にあります。

ロンドンの街の歴史を学ぶことができ、旧石器時代から現代に至るまでの展示をしています。
バービカン・センター コンサートホール・劇場・映画館・図書館などが集まったヨーロッパ最大の文化施設です。

ギャラリーも4つあり、中でも有名なのはサード・フロアにあるバービカン・アートギャラリーです。広大なスペースを使って数々の展示を公開しています。
ホワイトチャペル・アートギャラリー 現代美術の作品を中心にコレクションしている美術館です。落ち着いた雰囲気の中、ゆっくりと作品を見て回れます。映画上映のコーナーやカフェも併設されています。
テート・モダン サウス・バンク地区にある国立の近現代美術館です。20世紀以降の現代美術にスポットを当てて展示をしています。

かつては発電所だった建物を改造して2000年にオープンしたユニークな美術館で、発電機のあった巨大なタービン・ホールを大エントランスホールにしています。

内部は吹き抜けとなっていて、開放感も満点です。
デザインミュージアム バトラーズ・ワーフに建てられた美術館です。1950年代に倉庫として使われていた建物を改装して、美術館として営業しています。

周辺には洒落たレストランやカフェも多く、散策してみても楽しめます。
ティー&コーヒーミュージアム シェイクスピア・グローブ劇場からほど近くの所に建っている博物館です。

1000種類以上のティーポットやコーヒーメーカーを始め、ボストン茶会事件の展示などもあります。併設されたカフェで軽食をとることもできます。
ロンドン・ダンジョン ロンドン・ブリッジ駅のすぐそばにある人気のお化け屋敷です。

観光客からというよりは、ロンドンの若者からすごい人気があり、週末や休日では1時間待ち以上になることも多いです。心臓の弱い方は避けましょう。
バービカン・ホール 劇場・映画館・図書館などが集まったヨーロッパ最大の文化施設バービカン・センター内に入っているコンサートホールです。

ロンドン屈指のコンサートホールであるロイヤル・フェスティバル・ホールと比べると、すこし規模は小さいですが、それでも高い人気を集めています。
スピタルフィールズ・マーケット リヴァプール・ストリート駅の近くにある屋根の付いたマーケットです。露店が多数集まっており、様々な雑貨やアンティークを見て回れます。
ブリック・レーン・マーケット イースト・エンドというロンドンの下町エリアにあるマーケットです。ファッションアイテムや雑貨・日用品・家具などが格安で売られており、庶民のマーケットとして地元で人気となっています。
ペチコート・レーン・マーケット 衣類や日用雑貨などの露店が通りに建ち並び、特に衣類はかなり充実しています。

< コメント >
よくロンドンを代表する写真として撮影されているのがこのエリアです。ご覧の通り、非常に有名な観光名所を始め、数多くの見どころがあるエリアとなっています。テムズ川沿いのカフェやレストランで小休憩するのもオシャレでおすすめです。