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ハイドパーク・ケンジントンガーデンズ周辺

ハイドパーク・ケンジントンガーデンズ周辺の観光名所をご紹介しています。ハイドパークとケンジントンガーデンズという2つの巨大な公園が広がっているこのエリアの見所は全て公園内に存在しています。野生の小動物も見かけられます。

ハイドパーク ロンドンを代表する大きなな公園です。ウェストミンスター地区からケンジントン地区にかけて広がっており、敷地面積は350エーカーにも及びます。

近接している後述のケンジントンガーデンズが約275エーカーの敷地面積を有しますので、2つをあわせると本当に巨大な都市型公園となります。
ケンジントンガーデンズ 前述のハイドパークの西側に近接している公園です。
ハイドパークの一部と見なされることもありますが、ウェスト・キャリッジ・ドライヴを境界線として区切られています。

ハイドパークとともに早朝から昼下がりの散歩エリアとして人気となっています。
ケンジントン宮殿 ケンジントンガーデンズの西端にある宮殿です。チャールズ皇太子と故ダイアナ妃もかつてここに住んでいました。

現在もイギリス王室構成員らが住んでいるため、一般に開放されているのはマーガレット王女が住んでいたアパートメント1Aの庭部分のみとなっています。
アルバート公記念碑 ヴィクトリア女王の王配アルバート公の記念碑です。ケンジントンガーデンズ内にあります。記念碑の向かいにあるロイヤル・アルバート・ホールと共に建てられました。
マーブル・アーチ ハイドパークの南北には大きな2つの門が設置されています。北側(オックスフォードストリート側)にあるのがこのマーブル・アーチです。マーブルとは大理石のことで、その名の通り大理石で作られています。

その歴史は長く1828年に建築家として知られるジョン・ナッシュがコンスタンチン凱旋門をモチーフに作成しました。

元々はバッキンガム宮殿への入り口として建物正面に設置される予定でしたが、幅が狭すぎるため現在の位置に移動させられたそうです。
ウェリントン・アーチ ウェリントン・アーチは前述のマーブル・アーチの反対側、南側に設置されている門です。

こちらも大きな門で、1815年のワーテルローの戦いでナポレオン群を破ったデューク・オブ・ウェリントンを称えるために作られました。

マーブル・アーチと違って、こちらは中に入り上まで上ることもできます。

< コメント >
このエリアは前述の通りハイドパークとケンジントンガーデンズがエリアのほとんどを占めていますので、観光名所も数自体はそれほど多くはありません。ただ数は多くなくてもハイドパークとケンジントンガーデンズを合計した面積がかなりの広さになりますので、公園の隅々まで見て回ろうとすると相当の時間を要します。

実際にパーク・レーンの北端にあるマーブル・アーチから南端にあるウェリントン・アーチまで道を歩いて行くと、結構距離があることに驚かされます。南北の距離でも長く感じるのに、倍以上長い東西の距離を考えると、ハイドパークとケンジントンガーデンズがいかに広いかを思い知らされます。