アメリカン・エキスプレス
アメリカン・エキスプレス(通称アメックス)はグレードに合わせ用意された豊富なサービスが特徴的な国際ブランドです。とてもステータスのあるカードで、ブラック・プラチナ・ゴールド・グリーンとグレードが用意されています。
ブラックとプラチナは自ら申し込むことができません。取得にはアメックスからのインビテーション(招待)が必要になります。インビテーションを受けるには収入や利用履歴が重要、などと一般的には言われていますが、正式には一切の条件を非公開としています。(→アメリカン・エキスプレス公式サイト)
メリット
- 圧倒的なブランド力
- 上級カードには数々の手厚いサービスや保険が付く
- 持っているだけである種の社会的地位の証明にもなる
デメリット
- VISAやマスターカードと比べると加盟店は若干少なめ
- 発行に必要な審査が厳しく、落ちるケースも多い
ゴールドカードについて
世界中で極めて高いステータスを発揮するアメリカン・エキスプレスのゴールドカードです。ゴールドカードの代名詞と言ってもいいほど有名です。更に上位カードとしてプラチナカードとセンチュリオン(ブラック)カードがあります。
プラチナカードについて
アメリカン・エキスプレスが発行しているプラチナカードを「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」と言います。他社のプラチナよりも審査基準が高く、取得するのが難しめと言われています。招待状取得までのステップは以下の通りです。
- アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードに申し込む
- ゴールドカードを取得したら毎年数十万円程度は使うようにする
- 返済の遅れは絶対に起こさないようにする
取得にはアメックスからのインビテーションが必要
インビテーションを受けるには収入や利用履歴が重要、などと一般的には言われていますが、正式には一切の条件を非公開としています。
ちなみにアメックスの公式サイトには「プラチナ・カードは、アメリカン・エキスプレスよりご案内を差しあげた方だけにお持ちいただける特別な一枚です。“ご案内”が届くその日を、どうぞお待ちください。」とだけ書かれています。
インビテーションを受け取るにはアメックスのグリーンカードかゴールドカードを黙々と利用し続ける、というのが最短の道のような気がします。
提携カード一覧
カード名 | 年会費 | 海外旅行保険 | 国内旅行保険 |
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | 本会員 :32,550円 家族会員:16,275円 |
1億円 | 5,000万円 |
ANAカード | 本会員 :5,250円 家族会員:2,625円 |
3,000万円 | 2,000万円 |
MUFGカード・ゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード | 本会員 :21,000円 家族会員:1人目は無料。2人目から3,150円 |
1億円 | 5,000万円 |
《セゾン》プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード | 本会員 :21,000円 家族会員:3,150円 |
5,000万円 |
5,000万円 |
《セゾン》アメリカン・エキスプレス・カード | 無料 | なし | なし |
《セゾン》カードインターナショナル | 無料 | なし | なし |
アメックスは日本ではさほど使いやすくないと思われているケースが多々見受けられますが、実はJCBと提携しているため、自社加盟店のほか、JCBの加盟店でも使用することができ、VISA・マスターカードと同じくらい日本国内で使用できる店舗があります。
トリビア
ここから先はアメリカン・エキスプレスに関するちょっとしたトリビア・雑学のコーナーとなります。ざっくばらんにご紹介しておりますので、読み飛ばして頂いても結構です。
「アメックスのステータス」
アメリカン・エキスプレス(通称アメックス)のクレジットカードと言えばとてもステータスのあるカードです。今でもステータスのあるカードとして考えられていますが、昔は今より更に敷居の高いカードでした。
もともとアメックスはトラベラーズチェックの発行サービスを提供していたのですが、利便性を高めるためにクレジットカードの発行を決断したのです。
ステータスを作り上げた
それと同時にアメックスのカードを持っていることがステータスになるようなブランド構築も進めていました。審査は厳格で、本当に選ばれたものしか手にすることのできないカードとして有名でした。
基本カードでもそれくらいの敷居のあるものだったのに、ゴールドカードなんて言ったらもう持ってるだけでスゴイ!といった感じでした。笑
今でももちろんステータスのあるカードですが、基本カードは比較的簡単に取得することができます。ゴールドにステップアップするためにまず1枚お持ちになってみてはいかがでしょうか。
「プラチナカードのステータス」
クレジットカードは申し込んで審査を受けて取得する、というのが普通の形式ですが、アメックスのプラチナカードはそういうわけにはいきません。申し込みをして、年会費もちゃんと払いますよ、というだけでは手に入れることができないのです。
アメックスと言えば、一番最初の基本カード「グリーンカード」でさえ年会費が12,600円かかります。つまり、アメックスのカードを持っているだけでステータスになるということです。
そんな高級なブランドイメージを持ったアメックスの中でも上位に位置するプラチナカード(ブラックカードの次)ですから、取得にはアメックスからのインビテーション(招待)が必要になります。