種類
クレジットカードとは商品・サービスを購入する際に現金の代わりに利用できる便利なカードです。これを使う事でキャッシュの必要が無くなります。そしてこの購入した分の代金はクレジットカードを申し込んだ際に登録した銀行口座から毎月引き落としされます。
入手方法
では、どこでクレジットカードを手に入れることができるのでしょうか。簡単に言ってしまえば、オンライン申込でも申込書でも必要事項を記入して、カード会社へ送るだけです。
そして簡単な審査がカード会社側で行われます。無職であったり、借金を抱えている、といった方以外はまず審査通過できますので、ご安心ください。クレジットカードはとても便利ですので、まだ持っていないという方、もう持ってるけど2枚目3枚目がほしいという方も、申し込みしてみてください。
ガソリンカードとは
ずばり、ガソリンカードとはガソリンスタンド各社が発行しているクレジットカードのことです。ガソリンスタンドが発行しているので、ガソリン代を割り引いてくれるサービスがやはり代表的です。
なので、やはりクレジットカードの中でも人気があります。普通にクレジットカードとして使えば、ポイントがたまり、スタンドでの給油の際にそのカードで支払えばガソリン代が割り引かれます。
ドライバーに優しい
ガソリンスタンド各社がそれぞれクレジットカードを発行しているので、かくしゃそれぞれ仕組み・システムや特典・キャンペーンなどが異なりますので、比較してみてください。
少し前と比べるとガソリン価格も落ち着いてきた感がありますが、またいつ変動するかわからないので、持っておいて損のないクレジットカードだと思います。
おすすめのガソリンカード
ガソリンスタンドでクレジットカードを勧められた、あるいはガソリンカードを持っているというドライバーの方は多いと思います。ほとんどすべての大手ガソリンスタンドは独自のガソリンカードを発行していて、種類は様々です。
それだけたくさんのガソリンカードがあるとどこのカードを作ればいいのか、はたまたスタンドごとにカードを発行して持っていた方がいいのか、などと悩んでしまいますよね。
ガソリンカードの選び方
まずは自分が一番よく使うガソリンスタンドを考えてみて下さい。そこのスタンドがカードを発行しているのであれば、間違いなくそこを選ぶべきでしょう。各社、様々な特典やサービスをつけてカードの発行を促していますが、やはり最終的には一番よく使うガソリンスタンドのカードを使うべきでしょう。
よく「それでもやっぱりいろんな特典が付いてるカードがいい」とあまり使わないようなスタンドが発行しているカードを取得してしまい、結局わざわざ行くのが面倒になって、いつものスタンドで給油してしまうという話も聞きます。
ガソリン代を節約するためのガソリンカードなのですから、これでは元も子もありません。ガソリンカードを選ぶときは何よりも、自分がよく使うスタンドが発行しているものを選びましょう。
クラシックカード
クラシックカードとはクレジットカード会社が発行するカードの中で1番一般的なカードのことを指します。スタンダードカード・一般カードなどとも呼ばれます。クラシックカードとはもっとも一般的なカードのことですので、もちろんカード会社各社発行しています。そのサービス内容も様々です。たとえば・・・
ETCと一緒になっているカード、学生専用のカードなどが有名です。特にETC付きのクレジットカードは高速道路休日ETC利用1000円になったことから、爆発的に普及しました。
クラシックカードもクレジットカードの一種
クラシックカードとは言っても、中身は当然クレジットカードと同じですから、加盟店どこでも利用できます。もちろん海外も大丈夫ですし、保険が適用されているものもあります。なにかと提携したクラシックカードは独自のキャンペーンや特典を行っているものも多いので、ぜひチェックしてみましょう。
コミュニティカード
クレジットカードの1種にコミュニティカードというものがあります。これは地域住民を対象にした地域密着型のクレジットカードのことです。地域の区分も様々で市町村単位で分けられることもあれば、商店街・草野球チームなど細かく分けられていることもあります。
コミュニティカードにはクレジット機能の他にも多くの機能が付いていることが一般的です。たとえば、地域独自のポイント機能・電子マネー機能・デビットカード機能・行政関係機能などが付随されています。
コミュニティカードの導入例
コミュニティカードで地域活性化を図っている例として「いーなちゃんカード」を挙げてみましょう。このコミュニティカードは長野県伊那市の商店街の活性化を目的に作られました。
いーなちゃんカード1枚で上記のような多くの機能を備えているので、その利便性から近隣地域でも同カードの普及が進んでいるそうです。もしあなたの地域でコミュニティカードが作られているのであれば、それもクレジットカードの選択肢として考えてみて下さい。
コーポレートカード
コーポレートカードとは、法人(企業や個人事業主)向けのクレジットカードのことです。明細表に支払先・支払額・支払い日などが出るので、経理事務作業が軽減されるのが魅力です。ビジネスカードや法人カードとも呼ばれています。
コーポレートカードは名義が法人というだけで、使い方・機能は普通のクレジットカードとほぼ一緒です。しかし、法人としては大きなメリットがあります。
社員にコーポレートカードを持たせ、そのカードで出張交通費や公債費などの経費を支払わせます。こうすることで冒頭でお話しした通り、これにより経費の立替もなくなりますし、経理事務作業が軽減されるのです。
経営改善にも役立つ
また、法人としてはキャッシュフローの観点からもなかなか魅力的です。本来であればその場で支払わなきゃいけないはずのものを、クレジットカードで支払う事により、現金の支払いを遅らせることができます。このようにコーポレートカードにもメリットが様々あるので、活用している法人・企業も多いのです。
ETCコーポレートカード
コーポレートカードとはいわゆる法人カードのことで、法人向けに発行されているクレジットカードを指します。このカードを利用することによって、経理作業の負担が軽減されるほか、ポイントが付くこともあり利点の多いカードです。
さて、そんなコーポレートカードですが、数年前にETC機能を搭載したETCコーポレートカードというものが誕生しました。東日本・中部日本・西日本高速道路株式会社が主体となって発行しています。
ETCコーポレートカードのメリット
ETCコーポレートカードの利用により、高速道路を割引料金で利用することができ、複数の社用車を抱えている法人や個人事業主にとってコストカットもできる便利なカードと言えます。特に運送業者にはありがたいですね。
コスト以外の面でもETCとクレジットカードの利用履歴から業務の効率化やスムーズな走行による時間短縮などのメリットが挙げられます。法人や個人事業主で社用車が複数あるのであればぜひ導入するべきでしょう。
ETCカード
高速道路の土日祝日の割引優遇などで一気に普及が進んだETCカードですが、このカードは高速道路の料金所が原因で起きる渋滞を緩和させ、スムーズに料金所を通過できるようにするために作られたシステムです。
ETCカードの機能だけで発行することもできますし、クレジットカード機能を追加して発行することもできます。クレジット機能も付いていれば、普段からメインカードとしても使えるようになるので、財布がかさばらずに済みます。
個人も法人も早く導入した方がオトクです
個人のコンシューマー向けのETCだけではなく、法人向けのETCコーポレートカードも登場し、運送業界を始め、毎日のように社用車を使う機会のある企業はぞくぞくと導入しています。
冒頭でも登場した割引制度の登場によって、かなりETCも普及していますが、まだまだ100%には程遠い状況です。あった方が便利なのは当然なのでまだETCカードを持っていないという方はなるべく早く取得されることをオススメします。
ETCカードの選び方
ETCカードには2種類のものがあり、申込時にどちらかを選びます。ひとつはETC機能のみを持った純粋なETCカード、もう一つはETCカードをクレジットカードとしても使えるようにしたカードです。
どちらのほうが良い、悪いということはありません。クレジットカードの枚数を増やしたくないと思ったら前者、普段もお店で使いたいと思ったら後者、といった感じで決めてしまっていいと思います。
すでにクレジットカードを持っている会社でお願いするのが最短
ちなみにどちらの場合でも申し込み時にはクレジットカード会社の審査があります。どのカード会社が発行したETCカードかによって、発行までにかかる日数やサービス内容などは異なります。
特に年会費の有料・無料、ポイントの加算の有り無しなど、細かい点を見ていくと各社それぞれ異なっています。既に持っているカード会社にお願いしてETCカードを発行するのもアリです。審査が短縮されすぐに発行してくれます。
今後どうなるかはわかりませんが、当面は高速道路料金のETC割引が続くそうなのでETCをまだお持ちでない方は、ぜひ取得されることをお勧めします。
ビジネスカード
ビジネスカードとは法人向けのクレジットカードのことです。コーポレートカード・法人カードなんて呼ばれたりもします。社内の経費精算を目的として役員や従業員が利用することができます。取引先の接待なので急な出費が生じた時に自分の手持ちが少ないとまずいですから、ビジネスカードを持っておくと何かと便利です。
ビジネスカードを使うメリット
ビジネスカードを使うことによって、キャッシュレスで経費の精算ができ、また経費の申請などをいちいちする必要がなくなり、面倒な手続きやそれに伴う人的コスト・時間コストをカットすることができます。
企業側としても経費がどこでどれだけ使われているかを一元的に管理することができるようになるため、無駄な経費・余計な経費のカットが容易になります。
「誰が、いつ、どこで、いくら使ったか」を全て把握できることは企業としても大きなメリットですし、従業員からしても経費の精算という余計な手間を省くことができるので、両者にとってメリットの多いカードと言えるでしょう。
フレックス払い専用のカード
フレックス払いという支払い方法をご存じでしょうか。一括払い・リボ払い・分割払いなどの支払い方法を知っていてもフレックス払いは知らないという方も多いかと思います。
フレックス払いとは毎月の支払額の上限を決めておいて、その上限額を上回った分の支払いはリボ払いにするという方法です。この支払い方法を利用したクレジットカードも登場しています。それではフレックス払いの具体例を見てみましょう。
フレックス払いの具体例
たとえば、支払額の上限を10万円に設定したとします。そして今月は12万円カードを使ったとしましょう。10万円分はその月に決済されますが、残りの2万円分はリボ払いで翌月以降に繰り越されます。
ちなみに、金融機関・コンビニなどの提携ATMで繰り越された分の追加支払いをすることは自由にできます。フレックス払いを利用して、次月以降に繰り越された分には手数料がかかるのが一般的ですので、早めに返済しておきましょう。
ICカード
最近ICカードという言葉をよく聞くようになりました。銀行のキャッシュカードもICカードになりましたし、クレジットカード・携帯電話などにも内容されています。では、そのICカードとは何なのでしょうか。
ICとは膨大な情報量を持ったチップを搭載したカードのことです。この中に様々な個人情報などが組み込まれています。上記の通り、クレジットカードでも利用されています。
ICカードというとやはり銀行のキャッシュカードがまず思い浮かびますが、今では金融機関だけでなく、公衆電話やケーブルテレビ用のカードにも利用されています。
特徴
このICカードの強みは何と言っても、その記憶できる情報量の多さです。そのおかげで、クレジットカードとキャッシュカードやポイントカードなどを組み合わせたカードが登場し、クレジットカードはより便利なものになりました。
便利で助かっているのは私たちだけではありません。カード会社側もICカードのおかげで、顧客の情報などを一括管理できるようになり、業務の改善に役立っています。これからはもっといろんなものにICチップ・カードが埋め込まれていくのではないかと思います。そうやって私たちの生活が更に便利になっていくといいですね。
アフィニティカード
アフィニティカードという言葉を聞いたことはありますか?アフィニティカードとは特に「非営利団体」や「営利目的ではない活動をしているグループ」と提携しているクレジットカードのことです。
提携カードは提携先が企業であったり、営利団体であったりするのですが、このアフィニティカードは提携カードの提携先が非営利バージョンのクレジットカードと考えてもらえばいいと思います。
アフィニティカードの非営利団体って何?
非営利団体の例として大学の野球チームや同窓会団体などがあります。提携しているとはいえ発行元はクレジットカード会社ですので、当然審査等もあります。
このアフィニティカード利用によって生じた利益の一部は提携先の団体に寄付されます。要するに、アフィニティカードを利用することによって、自分のお気に入りの団体や、所属している団体を支援することができるのです。一風変わったアフィニティカードも持っていると目立ちそうですね。
クレジットカードとハウスカードの違い
ハウスカードという言葉を聞いたことありますでしょうか。普通のクレジットカードと間違えてレジで出してしまって、このカードは使えないと言われた経験のある方もいらっしゃるかもしれません。
ハウスカードとはカードを発行した企業やそのグループ企業内でのみ利用することができるクレジットカードのことです。ですから他のグループ企業では使うことはできません。たとえばコスモ石油のコスモカードや日産の日産カードがその例です。
しかしながら、クレジットカードはやはりいつでもどこでも使えるからこそ便利なわけで、特定の場所でしか使えないのであれば利便性は低下してしまいます。
そんな理由もあって、最近ではハウスカードでもVISA・マスター・JCBなどの国際ブランドと提携したクレジットカードに切り替えていっている例が多いそうです。もしかしたらハウスカードはもう無くなってしまうかもしれませんね。
クレジットカードとデビットカードの違い
クレジットカードを持っている、利用しているという方は多いと思いますが、デビットカードをよく使うという方はあまりいないのではないでしょうか。
アメリカなどではデビットカードもクレジットカードと同様に頻繁に使われていますが、日本ではそれほど利用者数は多くありません。実際、クレジットカードとデビットカードの違いを知らないという方も多いかと思います。
クレジットカードとデビットカードの違いは利用代金がいつ口座から引き落とされるかの違いです。前者は「カード契約時に定められた毎月の口座引き落とし日に利用代金を支払う」、後者は「利用した時点ですぐにお金が口座から引き落とされ支払う」という異なる特徴があります。
どちらも加盟店で提示するだけで現金の代わりとなる、という点においては同じなので、よく似ていると同じ枠組みで考えられることが多いです。
ただクレジットカードは上限額が定められていて、その上限までしか利用できませんが、デビットカードは自分の銀行口座の残高が限度額となります。そのためついつい買い物をしすぎてしまうなんてときの抑止力にはなります。
オフラインデビット
デビットカードをご利用の方もいるかと思います。実は日本ではデビットカードはそんなに利用が進んでいません。だいたいクレジットカードで済ましてしまう事が多いからです。
デビットカードは利用したら即時で口座から利用代金が引き落とされるというシステムですので、クレジットカードのように月末に銀行口座の心配をすることがない、というのがメリットです。
が、ここで注意です。デビットカードにも「オンラインデビット」と「オフラインデビット」の二種類があります。オンラインデビットは即時なのですが、オフラインデビットは数日後に引き落としとなります。
オンラインデビットとオフラインデビット
割合としてはオンラインデビットを採用しているところがほとんどなのですが、高速道路・ガソリンスタンド・一部の通販サイトなどでオフラインデビットを採用している場合もありますので、ご注意ください。
もう口座引き落としされていると思って、口座からお金を下ろしたらオフラインデビットの決済ができなくなった、なんてこともあります。
ちなみにオンラインデビットはVISAとマスターカードが提供するVISAエレクトロン・マエストロなどを利用し、オフラインデビットはVISAとマスターカードの国際クレジットカードネットワークを利用しています。この利用ネットワークの違いがオンラインデビットとオフラインデビットの違いを生むのです。