英会話教室

当サイトでは、TOEICを始めとした複数の英語試験の勉強法を主にご紹介しておりますが、試験に関係なく、スピーキング力やリスニング力を鍛えるための方法として「英会話教室(英会話スクール・英語塾)に通う」という方法が挙げられます。

人口の多い大都市を中心に、数多くの英会話教室が存在しておりますので、既に通っているという方や通ったことがあるという方も少なくないかと思います。また、ここ数年でスカイプを使ったオンライン英会話スクールも人気を伸ばしています。

こちらのページでは、このように数ある英会話教室の中から、自分に合ったところを選ぶための方法を「英会話教室の選び方」と称して、まとめてみました。かなり長くなってしまったので、下に目次を設けております。

  1. 目的から選ぶ方法
  2. 英会話教室とオンライン英会話スクールの違い
  3. 自分に合っているのはどっち?
  4. 価格重視ならオンライン!
  5. 主な英会話教室
  6. 主なオンライン英会話スクール

目的から選ぶ方法

英会話を学びたいと思われる方には、ひとりひとり異なった理由や目的があると思います。海外旅行で英語を話してみたい方・日常会話を学びたい方・ビジネスで必要な方・留学を考えている方・検定試験のスコアアップを目指している方…。そこでこちらでは、英会話を学ぶ目的から、英会話スクールを選ぶ方法をご紹介します。

日常会話・旅行会話を学びたい

英会話を学ぶ目的として最も多い理由かもしれませんね。誰でも、少しでも良いから外国人と英語で話をしてみたいと思うものです。話す内容は一般的な内容なので、教室型でもオンライン型でも学ぶことができます。

日常会話と旅行会話で別のコースを設けている英会話スクールも利用すれば、より自分の学びたい英会話に集中することができますし、オンライン型であればマンツーマンなので、毎回自分の希望する内容を選ぶことができます。

ビジネス英会話を学びたい

日常会話に次いで多いのがこちらの理由です。勤務先で英語を使う必要が生じた・外資系企業に勤めたい・昇進に英会話能力が必要など、様々な理由でビジネス英会話を習う方は増えています。

こちらも教室型・オンライン型どちらでも学ぶことができます。ただし、教室型の方が職種や業界などによって様々なコースが用意されているため、自分が本当に学びたい物に集中できるというメリットがあります。

留学前の準備として学びたい

短期・長期問わず、留学に出発する前に英会話スクールで鍛える方も多いです。留学で特に求められるのはスピーキングとリスニング能力なので、教室型・オンライン型ともに学ぶことができます。

留学直前になったら、できるだけ会話の量を増やすためにオンライン型でマンツーマンでみっちり英語を話すのもなかなか効果的です。ぜひ試してみて下さい。

英検・TOEICなど検定対策をしたい

こちらは教室型の英会話スクールに軍配が上がります。オンライン型はあくまで会話に特化していますが、教室型であれば専用のコースを設けていて、リーディングも学ぶことができますし、オリジナルの模試を作っているところもあります。

また、別の手段として、専門の学校に通うという方法もあります。TOEICに特化した学習塾や、英語検定・TOEFLに特化した英語学校などでスコアアップを目指す方も多いです。

英会話教室とオンライン英会話スクールの違い

英会話教室を探すにあたって、まず最初に決めておきたいのが「対面の教室型にするか」「ネットを活用したオンライン型にするか」といったことです。そこでこちらでは教室型とオンライン型の違いを比較して簡単にまとめてみたいと思います。

教室型のメリット

教室型の最大のメリットは講師と直接会って会話することができる点です。ほとんどの場合、講師はアメリカ・カナダ・イギリス出身のネイティブスピーカーで、訛りもなくキレイな英語を話します。ちゃんと講師としての教育も受けているので、多少のばらつきはあるものの、全般的に講師の質は高いと言うことができます。

  • 講師と直接対話できる
  • 講師の質が比較的高い
  • サポート体制が充実している
  • 日常会話・検定対策・留学準備・教育訓練などコースが豊富

教室型のデメリット

教室型のデメリットとしてあげられるのは料金です。オンライン型と比べるとどうしても高くつきます。またレッスンのスケジュールもあるので、ある程度選ぶことはできますが「いつでも思い立ったら好きな時間に」という訳にもいきません。

  • 料金は高め
  • 教室まで通わなければならない
  • 基本的にグループレッスン。マンツーマンだと更に料金が高くなる

オンライン型のメリット

オンライン型の最大のメリットはやはり料金とお手軽さです。一コマ100円ちょっとで始めることができますし、自宅からいつでも好きなときにレッスンを受けることができます。また、多くても同時に受講する生徒は2人程度なので、教室型のグループレッスンと比べると自分が会話をする時間が多いのも特徴です。

  • 比較的安価である
  • 自宅で授業を受けることができる
  • マンツーマン、もしくは同時受講者数が少ない
  • いつでも好きな時間に好きな講師の授業を受けることができる

オンライン型のデメリット

講師のほとんどはフィリピン人(フィリピンでは英語が公用語)であるため、多少発音に訛りのある講師もいます。また、アルバイト感覚で講師をやっている学生もいるので、講師の質にばらつきがあり、人気の講師には予約が集中しやすいというデメリットもあります。

  • 直接対話するわけではない
  • 講師の質にばらつきがある
  • インターネット回線が途切れてしまうこともある

自分に合っているのはどっち?

教室型とオンライン型。どちらを選ぶべきなのか、どちらの方が自分に合っているのか、と考えるとなかなか悩んでしまいますよね。そこでこちらでは、どういった基準でどちらかを選ぶべきか、参考となるような情報をご紹介します。

自分のライフスタイルから考える

まずは自分のライフスタイルを考えて見ましょう。毎日だいたい決まった時間に退社できるのか、勤務先か自宅の最寄り駅に英会話スクールはあるのか、こどもの世話はどうしているのか、などです。

仕事が忙しくて毎日いつ終わるか分からないと、教室のスケジュールに合わせるのが難しいですし、また最寄り駅に教室がないようだと、途中で面倒になってしまい続けるのが困難な可能性も高いです。

オンライン型であれば自宅で受講することができるので、お子さんがいらっしゃる場合は大きなメリットとなります。料金も高くないので、万が一途中で面倒になって止めてしまったとしても、金銭的な損は大きくありません。

対面でなくても大丈夫?

教室型であれば実際に先生と対面しながら話すことができます。一方、オンライン型はウェブカメラを使って顔を見ながら話をすることはできますが、実際に会って話すことはできません。

普段から音声チャットやスカイプで友人などと話をしているという方であれば、問題ありませんが、初めてスカイプで会話をするという方は違和感を覚えるかもしれません。慣れてしまえばなんてことないのですが、結局パソコンに向かって会話をするというスタイルが合わなくて止めてしまうケースもあります。

もうひとつ意外な盲点なのは、オンライン型の方が教室型よりも若干ではありますが意思の疎通が難しいという点も挙げられます。対面であればボディランゲージで意味を伝えることができますが、オンライン型だとウェブカメラを使っているということもあり、身振り手振りで意思の疎通を図るのは比較的難しめです。

インターネット環境も大事

こちらはほとんどの方が大丈夫かと思いますが、オンライン英会話スクールではスカイプというソフトウェアを使ってインターネットを介して会話を行います。そのため、自宅のネット環境が悪いとビデオを使うのが難しかったり、音声がクリアではなくなってしまうこともあります。

一般的にブロードバンドと呼ばれている類のもの(光通信・ADSL)であれば大丈夫です。光であればビデオもかなりクリアに楽しむことができます。うちはブロードバンドじゃないけど…という場合はこれを機にブロードバンドに切り替えるか、もしくはNTTなどが提供しているポケットWifiを使うのも手です。

価格重視ならオンライン!

料金に最も重きを置いて考えるのであれば、断然オンライン英会話スクールです。教室型と比べると10分の1以下の料金で利用できる物がほとんどです。また、マンツーマンで会話を楽しむことができるので、上達のスピードも早いと言えます。

オンライン英会話スクールの選び方

お金のことを考えて、オンライン英会話スクールにしようと思って調べてみると、そのスクールの数の多さにビックリするかもしれません。数年前であれば非常に珍しかったオンライン型も、ネット環境が整った今では、多くの企業が参入しています。

無料体験してみる

どのオンライン英会話スクールも無料体験コースを設けています。1,2回体験という形で無料で授業を受けることができるので、いくつかのサービスで無料体験を申し込んで自分で比較してみるのもいいと思います。

無料体験を実際にしてみて、やっぱりオンライン型は自分に合わないなと確認することもできますし、逆にどのサービスも先生が優しくて選ぶのに迷ってしまうなんてこともあります。そんな時は、予約の取りやすさを重視して決めるといいでしょう。

日本語は必要?

英会話上達の近道はとにかく英語で話をすることです。でも、それは分かっていても先生が日本語を話せた方が安心できる、と思われる方もいらっしゃると思います。

多くのオンライン英会話スクールでは、日本語を話すことができる先生が何名か在籍しています。日本語を話せる先生であれば、どうしても英語で説明できなかったときに日本語で意思を疎通させることができます。

特に、中学高校で英語を習ってから全然英語に触れていなくてさっぱり…なんていう方は日本語を話せる先生だと安心できるかもしれません。ただし、本当にどうしようもないとき以外は、極力日本語を使わないように努力しましょう。

主な英会話教室

英会話教室に通うことの最大のメリットはネイティブの先生と英語で話ができる点です。定期的に先生と英語で話をすることで、勉強のモチベーション維持にもつながります。人気のあるおすすめ英会話教室をご紹介します。

ベルリッツ

東京都中心に全国展開している英会話教室です。私も実際に習ったことがあります。学生時代にベルリッツから派遣されてきた講師の方の夏季集中を受けました。その時は2人の先生(アメリカ出身・イギリス出身)が派遣されてきたのですが、どちらの先生も非常に好印象でした。
公式サイトURL:http://www.berlitz.co.jp/

AEON(イーオン)

日本全国に300以上の教室を開いている大手英会話教室です。日常英会話コースからTOEIC対策コース・海外留学準備コースなど、コースがたくさん設けられていて、幅広いニーズにこたえることが可能です。公式サイトにはTOEIC満点を獲得した方々の勉強法などが紹介されています。
公式サイトURL:http://www.aeonet.co.jp/

Gabaマンツーマン英会話

教室型の英会話スクールなのですが、こちらはマンツーマンに特化したサービスを提供しています。マンツーマンなので、自分に最適な授業内容や進行スピードで英会話を習得することができるというメリットがあります。東京都内に数多くの教室を構えていますが、神奈川や名古屋・大阪などにもあります。
公式サイトURL:http://www.gaba.co.jp/

ECC

ECCも全国展開をしている英会話教室です。CM・広告などでもよく目にしますね。各種検定対策コースや仕事に必要なビジネス英会話コースなどコースが豊富に用意されているのも特徴です。
公式サイトURL:http://www.ecc.jp/

シェーン英会話

イギリス英語を教えている英会話教室です。東京・大阪を中心に展開しています。オリコン調べの顧客満足度が高い英会話スクール第2位に選ばれたこともあります。英会話の習得目的や経験・レベルなどを踏まえ、最適なコースを提案してくれます。
公式サイトURL:http://www.shane.co.jp/

主なオンライン英会話スクール

オンライン英会話が登場してからもう結構時間が経ちましたが、現在様々な企業がサービスを提供しています。基本的なシステムは同じなのですが、料金やコースはもちろん各社で異なっています。

一応、個人的に調べて、上から順に有名なところをピックアップしてみました。調べる前まではレアジョブとhanasoしか知らなかったのですが、他にも有名なところがいくつかあって驚きました!

レアジョブ

レアジョブはマンツーマンの格安オンライン英会話スクールとして脚光を浴び、ワールドビジネスサテライトや日経ビジネスなどのメディアでも取り上げられるなど、業界内でも注目を集めています。英語講師数、レッスン提供数は業界No.1です。
公式サイトURL:http://www.rarejob.com/

hanaso

オンライン英会話スクールのhanasoは1レッスン158円(25分)からの格安でサービスを提供しています。自宅にいながら、好きな曜日に英会話レッスンが受けられる「手軽さ」や、見やすくて分かりやすいホームページが特徴です。
公式サイトURL:http://www.hanaso.jp/

リップルキッズパーク

リップルキッズパークはその名前の通り、こども専門のオンライン英会話教室です。日本発のこども専門オンライン英会話教室としても知られており、先生・カリキュラム・レッスンの時間帯を全てこども向けにフォーカスしてあります。
公式サイトURL:http://www.ripple-kidspark.com/

ぐんぐん英会話

ぐんぐん英会話はスカイプを使ったオンライン英会話教室です。「ウィッキーさんのワンポイント英会話」でお馴染みのウィッキーさんがオススメしています。料金が定額制なので、わかりやすいのが特徴です。
公式サイトURL:http://www.gge.co.jp/

スラリーe

オンライン英会話のスラリーeは「本当に英会話を話せるようになりたいあなたのために」という信念の元、運営されているサービスです。質の高いレッスンをマンツーマンで、かつ低料金で学ぶことができます。
公式サイトURL:http://sralie.com/

リスニング対策(前半45分)

リーディング対策(後半75分)

実用英語技能検定(英検)の勉強法