世界遺産

ラスベガスにある世界遺産の特集です。ラスベガスに行くなら外すことができないグランド・キャニオンのご紹介をしています。ラスベガスからツアーもでており、毎年多くの観光客がここグランド・キャニオンを訪れています。

グランド・キャニオンとは

「グランド・キャニオン国立公園」の敷地内にある、コロラド川の峡谷です。国立公園というとそれほど大きくないのかなと思われるかもしれませんが、面積は日本の福岡県とほぼ同じで、広大な国土を誇るアメリカならではと言うこともできます。

グランド・キャニオンはコロラド高原がコロラド川に浸食されてできた地形で、約4,000万年前から浸食が始まり、200万年前には現在のような地形になったと言われています。ちなみに現在でも浸食は続いているそうです。

グランド・キャニオンにはノース・リムとサウス・リムがあり、ほとんどの観光客が訪れているのはサウス・リムの方です。

サウス・リムの方がビジターセンターや宿泊施設・金融機関などといった施設が揃っており、更に1年中観光に訪れることができる(ノース・リムは積雪のため冬の間は立ち入り禁止です)というメリットがあります。ノース・リムがオープンしている期間に限りノース・リムとサウス・リムとを結ぶ有料のバスが出ています。

無料シャトルバスの主なルート

ヴィレッジ・ルート

ハーミッツ・レスト・トランスファーとグランド・キャニオン・ビジターセンターの間を走っているシャトルバスです。1周約60分のコースで、早朝は30分おき、以降は15分おきに運行されています。

ハーミッツ・レスト・ルート

ヴィレッジ・ルート・トランスファーとハーミッツ・レストの間を走っているシャトルバスです。1周約75分のコースで、早朝と夕方以降は30分おき、それ以外は15分おきに運行されています。

カイバブ・トレイル・ルート

グランド・キャニオン・ビジターセンターとサウスカイパブ・トレイルヘッド、ヤキ・ポイントのの間を走っているシャトルバスです。1周約30分のコースで、早朝は30分おき、以降は15分おきに運行されています。

行き方

ラスベガスからサウスリムの入り口まで車で約5時間かかります。多くの観光客はバスのツアーや飛行機のツアーを利用します。やはり移動時間が短い飛行機のツアーの方が利用者は多く、ラスベガスから日帰りや一泊のツアーが人気となっています。

旅行記

もう数年前になりますが、ラスベガスに行ったことがあります。たまたま長期の休暇が取れたので、アメリカに行こうと思い、行ったことのないロサンゼルスに行くことを決めました。2週間ほど滞在することができたため、ずっとロサンゼルスにいるのももったいないと思って、ラスベガスにも行くことにしたのです。

ラスベガスには3泊4日で滞在しました。ラスベガスに初めて到着したときは本当に驚きました。なにもかもが派手でスケールが大きく、そして煌びやか!私が滞在したホテルもそれほど高くはなかったにもかかわらず、大きなシャンデリアがぶらさがってたりしました。

パリやニューヨーク・ベネチアをイメージして作られたホテルもユニークで面白かったです。肝心のカジノは少ししかしませんでした。ショーとグランドキャニオンを見るのが主な目的でしたので、カジノはたしなむ程度ということで…。

ショーは有料のものも無料のものもいくつか見ました。どれもど迫力で良かったです。あんなに規模の大きいショーを無料で見られるのですから、ラスベガスはやっぱりすごいなぁなんて思ったりもしていました。

いざグランドキャニオンへ

ラスベガスにも様々な観光名所があることをご存じでしょうか。どうしてもギャンブルのイメージが強いため、煌びやかで派手なカジノホテルやリゾートばかりがクローズアップされがちですが、実は世界遺産もあるのです。意外じゃないですか?ではその世界遺産は何なのか。答えは「グランド・キャニオン」です。

グランド・キャニオンとはアメリカ合衆国アリゾナ州北部にある峡谷のことで、5億年前から2億年前の地層の重なりを見ることができます。サウスリムとノースリムという2つの観光名所が用意されていますが、観光の中心となるのはサウスリムの方で、実際に大多数の方がこちらに訪れています。

サウスリムには雄大な地形を見られる絶景スポットの他にも、複数の宿泊施設、お土産のお店、銀行、郵便局、スーパーマーケット、ビジターセンター、鉄道の駅などといった施設が用意されているため、なにかと便利です。ポストカードを用意してここの郵便局から日本の知人に向けて手紙を出すなんてステキだと思います。

日帰りのツアーを利用したため、一通りのスポットを見てから、ラスベガスへ戻りました。本当はロサンゼルスからも行けたのですが、ラスベガスからの方が移動時間が短かったので、ラスベガスを選びました。

「とにかく壮大!」という印象を受けました。自然の迫力を感じさせられると共に、文章にするのが難しいのですが「地球を感じた」という感覚がありました。日本では味わえない感覚ですので、ぜひ足を伸ばしてみて下さい。