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ソウル

ソウルは韓国の首都で、1,000万人近い人々が暮らしている大都市ですから、ショッピングや食事や観光名所巡りなど、様々な楽しみ方をすることができます。

日本から飛行機ですぐに行けることや、韓国の俳優やアイドルが日本でもよく知られていることを始め、物価が安くブランド品など様々なアイテムを割安で購入することができるなどといった理由から、海外旅行先として高い人気があります。実際に、毎年300万人もの日本人観光客がソウルを訪れています。

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当サイトの主なメニューは以下の5つです。1番下の「エリアガイド」でソウルの主な街をご紹介しているほか、「ホテル」以外の各項目ではエリアごとにおすすめの施設やランキングなどをご覧頂けるようになっています。

市街の中心部は漢江(ハンガン)によって南北に分けられており、北側を江北(カンブク)、南側を江南(カンナム)と言います。より多くの観光名所や商業施設が集まっているのは江北です。

ちなみに、日本人観光客が最も多く訪れているのは、江北にある明洞(ミョンドン)です。この街には大規模な商業施設と小さなお店が多数集まっており、多くの日本人がショッピングを楽しんでいるロッテ百貨店とロッテ免税店もここにあります。

交通機関

ソウルには毎年多くの日本人観光客が足を運んでいますが、ソウル市内を移動するにあたって、公共の交通機関を使いこなせるととても便利です。地下鉄やバスが発達しているので、スムーズに目的地まで移動することができます。そこでこちらでは、ソウルの公共交通機関についてご紹介したいと思います。

地下鉄

ソウルには10以上の路線があり、市内の至る所をカバーしています。主な観光名所はもちろん、市外の近郊エリアまでも路線は延びています。日本の地下鉄と同様に、ホームも車内も綺麗で清潔感があります。自動券売機では日本語表示も選ぶことができますので、問題なく誰でも簡単に乗りこなすことができます。

バス

地下鉄以上に発達しているのがバスです。実際にソウルに行ってみると驚くほど多くのバスが走っていることに気付かされます。

  1. ブルーバス:都心部と郊外をつなぐバス
  2. グリーンバス:地下鉄と連携して設けられている路線
  3. イエローバス:都心部の比較的狭いエリアを循環しているバス
  4. レッドバス:都心部と郊外を少ない停車数で走る急行型バス

大きく分けると以上の4つに分けられます。それぞれのバスがいくつもの路線を運行しており、市内外の至る所を広くカバーしています。なお、地下鉄やバスの乗り換えは30分以内であれば無料ですることができます。

タクシー

ソウルのタクシーは日本のタクシーよりも全然安いので、地元の人も外国人観光客もよく利用しています。「模範タクシー」という割高ながら、サービス・安全面で優秀とされているタイプのものと、「一般タクシー」があります。前者は黒塗りの車体に黄色のランプが乗っており、後者は白やシルバーの車体をしています。

一昔前は観光客は模範タクシーの方が安心できるとされていましたが、今では多くの外国人観光客の数が一般タクシーも利用しています。そんなにトラブルになることもありませんので、好きな方を利用されると良いかと思います。

ソウルシティツアーバス

ソウル市が中心となって運営している循環型の観光バスです。往復するタイプのものと1日自由に乗り降りできるものがありますが、本数はあまり多くありません。チケットはホテルで購入することもできますし、交通系電子マネーT-moneyも利用することができます。明洞や仁寺洞など主な観光名所を回ってくれます。

リムジンバス

最後にリムジンバスをご紹介します。普段の市内の移動では使いませんが、金浦空港・仁川空港から市内に向かう際や、逆に市内から金浦空港・仁川空港へ向かうときに便利に使うことができます。運賃も安いので気軽に利用することができます。

基本情報

韓国やソウルに旅行するにあたって、知っておくと便利な情報をまとめています。

日本からのアクセス

日本の数多くの都市からソウルへの直行便が毎日出ています。到着先は「金浦国際空港」か「仁川国際空港」です。どちらの空港も街の中心部までそれほど離れていないので移動は便利です。羽田空港からだと金浦まで約2時間、成田空港から仁川までは約2時間30分程度のフライトで到着します。

気候とベストシーズン

ソウルには日本と同様に四季があります。夏は東京と同じくらい暑くなりますが、冬は東京の比ではないくらい寒くなります。最高気温でもマイナスなんていう日も多く、日本だと札幌のようなイメージです。11月頃から3月頃までは厚手のセーターと上着を持っていくようにしましょう。

気候を考えるとベストシーズンは4~10月です。観光名所やショッピング施設も多いので一年を通じて観光を楽しむことができますが、とても寒くなる冬の時期はあまりおすすめではありません。

時差

日本と韓国の間に時差はありません。サマータイムの実施もなく、日本と時間は完全に同じとなります。

電圧とプラグ

ソウルの電圧は110ボルトと220ボルトが混在しています。日本の電圧が100ボルトですので、110ボルトの方であれば日本製の電子機器を利用することは可能です。また、ホテルによっては変圧器を貸し出していることもあります。

プラグの形状も同様で、110ボルトであれば日本と同じ形なので変換アダプターは必要ありません。ただし、220ボルトの方は形状が異なりますので、変換アダプターが必要となります。

通貨の種類

韓国の通貨はウォンです。

  • 1ウォン(コイン)
  • 10ウォン(コイン)
  • 50ウォン(コイン)
  • 100ウォン(コイン)
  • 500ウォン(コイン)
  • 1000ウォン(紙幣)
  • 5000ウォン(紙幣)
  • 10000ウォン(紙幣)
  • 50000ウォン(紙幣)

これらが一般的に使用されていますが、免税店や一部のホテルなどでは日本円での支払いができる場所もあります。

税金

免税店での商品購入を除いて、韓国にはVAT(付加価値税)と呼ばれる日本でいう消費税が10%に設定されています。なお、外国人はこのVATの払い戻しを請求して、一部払い戻しを受けることができます。

Tax-Free Shoppingのロゴマークがある加盟店で30,000ウォン以上の買い物をしたときのみ、請求することができます。商品を購入した際に、免税申告書を発行してもらい、出国時に空港でこの申告書とパスポート、そして購入した商品を税関に提示し、申告書にスタンプをもらえばOKです。

購入した商品を見せる必要があるので、商品をスーツケースに入れて、預け荷物にする場合には、荷物を預ける前にVATの払い戻し手続きをする必要があります。