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エリアガイド

香港と一口に言っても、近代的な高層ビルが建ち並ぶエリアから、100万ドルの夜景を楽しめるエリア、情緒あふれる下町エリアまで、色んな場所があります。そこで、こちらのページではそんな香港の人気のエリアを一つ一つご紹介していきます。

香港島

香港の観光において最も中心となるエリアです。多くの都市が集まっており、どこも見所満載です。香港の経済・政治の中心地である「中環(セントラル)」、中環に位置し100万ドルの夜景でお馴染みの「ビクトリア・ピーク」、ショッピングモールや百貨店があつまる商業地区「銅鑼湾(コーズウェイベイ)」、が主な観光名所です。

その他、都市開発が進んでいるウォータフロントエリア「湾仔(ワンチャイ)」、古き良き風情を感じることができる「上環(ションワン)」、島南部に位置するビーチエリア「レパルスベイ」と「スタンレー」などの人気都市が香港島にあります。

九龍

香港島の北に位置しているエリアです。香港島とも近く、九龍側から見る香港と運や系が綺麗であることから、宿泊はこちらのエリアを選ぶという方も多いです。

主な都市は、香港最大の繁華街で香港島へもすぐ行けることから観光の起点になる「尖沙咀(チムサーチョイ)」、現地の生活を感じることができる下町エリアの「油麻地(ヤウマティ)と旺角(モンコック)」、中華やエスニックの名店が建ち並ぶ食通にはたまらない「九龍城(カオルーンシティ)」などです。

新界

香港全体の9割近くの面積を誇る広いエリアですが、人口は全体の半分程度です。田舎・漁村・山村のイメージが強いですが、近年は大型の商業施設や住宅施設の登場により、香港島や九龍のベッドタウン的な役割を果たしています。

マリンスポーツと新鮮な魚介類を楽しむことができる「西貢(サイコン)」、大きな複合ショッピングセンターのある「沙田(シャティン)」、島西部の新興ベッドタウン「屯門(テュンムン)と元朗(ユンロン)」などが主な都市です。

島部

香港国際空港と香港ディズニーランドがある「ランタオ島」、そのランタオ島と香港島の間にある海の街「長洲(チョンザウ)島」、そして香港島のすぐ近くにある自然たっぷりの「ラマ島」などといった島々で構成されているエリアです。

香港の観光ガイドブックや観光情報を扱っているサイトなどを見ると、やはり香港島と九龍がメインで他の島々に関する情報はあまり出てきません。実は香港島と九龍以外に200以上の島々があるのですが、無人島だったり、あまり観光資源がなかったりして全然注目されていないのです。

そんな中でも「ランタオ島」「ラマ島」「長洲島」の3つは結構色々な魅力を持っていますので、今回取り上げさせて頂きたいと思います。

ランタオ島

香港国際空港や香港ディズニーランドなどがある島で、実は面積だけなら香港最大の島です。昂坪360というロープウェイも人気で、これに乗れば巨大な大仏が鎮座しているお寺まで行くことができます。大仏がこの島最大の観光名所です。

大仏の足下まで行くには約270もの階段を上って行かなくてはならないので、お年寄りの方や体力に自信のない方には大変ですが、登り切った先には迫力満点の大仏を目の前にすることができます。

ラマ島

一般的にはラマ島と呼ばれていますが、正式には「南Y島」です。アルファベットの「Y」ではなく、漢字の「Y(ア)」です。非常に似通っているので、よく間違われます。当サイトでは「ラマ島」で統一しております。

人口約1万人ほどの小さな島で、香港島・中環(セントラル)から高速船で20分くらいのところにあります。これといってすごい観光名所はないのですが、この地には香港随一の透明度を誇る海水浴場があります。海水浴場周辺には旅館や民宿・貸しロッジなどがあって、ここに泊まって楽しんでいる地元の方も多いです。

長洲島

香港島・中環からフェリーで50分くらいのところにあります。リゾート地として知られており、のどかな漁港がある一方で、綺麗なビーチもあります。島には一台の車も見あたらず、自然に優しいリゾート地といった感じがあります。日本人観光客はあまり訪れない島ではありますが、のんびりと過ごしたいという方にオススメです。