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上海周辺

華中とは中国の揚子江と黄河に挟まれたエリアの呼称です。ここより北のエリアを華北、南のエリアを華南と呼びます。華北と同様にこの地域は中国を代表する観光エリアです。上海市・江蘇省・浙江省・安徽省・湖北省がこのエリアに含まれます。亜熱帯気候に属しているため、夏は蒸し暑くなります。

上海(シャンハイ)

中国への観光旅行で抜群に人気を誇る上海のご紹介です。1800万人以上の人口を持つ上海は中国最大の国際都市として知られています。高層ビルやヨーロッパ調の建築物、そしてイルミネーションなどが生み出す近未来的な風景が人気です。
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南京(ナンキン)

北京・西安・洛陽と並んで中国四大古都に数えられている南京のご紹介です。江蘇省の省都で、人口は約600万人ほどです。大きな長江が流れている盆地部に位置しているため、夏はかなりの猛暑になり、中国のかまどと呼ばれることもあります。
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その他の都市

気候とベストシーズン

気候やベストシーズンは北京周辺(華北)と似ています。冒頭の通り、夏になると蒸し暑くなるほか、6月頃には日本の梅雨と似たような天候になります。北京周辺よりも南に位置しているため、1年を通じての気温は比較的高くなりますが、それでも冬場はかなりの冷え込みとなります。

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南京の人気スポット

南京博物院

北京にある故宮博物院と並ぶ中国最高峰の総合博物館で、中国三大博物館のひとつにも数えられています。1933年にオープンした歴史の長い博物館で、1999年には新館が完成し、2008年からは無料公開されています。歴史陳列館、芸術陳列館、所蔵庫の三つの部門から構成されています。

全40万点以上の収蔵品を持っており、その中には貴重な品も多いことから、世界的にも名高い博物館と言えます。なお、前述の通り入館料は無料ですが、入場券受取時にパスポートが必須となりますので、その点だけ気をつけるようにしてください。

中山陵

1926年から1929年にかけて建設された陵墓で、ここには革命の父と言われた孫中山(孫文)が眠っています。牌坊、墓道、陵門、碑亭、祭堂と墓室から構成されており、これらは一直線上に並んでいることでも有名です。

明孝陵

こちらは前述の中山陵の隣にある施設で、明の太祖洪武帝朱元璋と后妃の陵墓となっています。2003年には「明・清王朝の皇帝墓群」として世界遺産にも登録されています。中山陵とのセット入場券も販売されています。

夫子廟

南京の有数な歓楽街に建っている廟で、孔子を祭っています。この廟周辺の繁華街全体も夫子廟と呼ばれており、現地で有名なレストランや露店などが建ち並んでいます。夜は秦淮河にかかる文徳橋から見る夜景が綺麗で人気となっています。

うまく文字にして言い表せないのですが、どこか中国的な良さがある夜景で、派手派手しくなくほどよい感じになっています。