中国語検定試験
日本人向けの中国語の検定で最も有名です。中検と略して呼ばれることも多いです。全国各地に試験場が用意されていて、年間約5万人の方が受験しています。そんな中国語検定試験の概要と各級の対策・勉強法をご紹介しています。
概要
中国語検定は日本中国語検定協会が主催する中国語の検定試験です。1981年の第1回試験実施以降、80回以上実施されており、累計で受験者数60万人以上、合格者数18万人以上を輩出する日本国内最大の中国語の検定試験です。年3回(3月と6月と11月)行われています。1級は年1回(11月)のみの開催です。
名称 | 中国語検定試験 |
主催 | 財団法人 日本中国語検定協会 |
開始年 | 1981年に開始 |
実施国 | 日本のみ |
評価基準 | 準4級、4級、3級、2級、準1級、1級 |
試験内容 | 筆記・聞き取りの2分野。1級は筆記試験のほか面接があります。 |
所要時間 | 準4級:60分。4級・3級:100分。2級~:120分 |
受験料 | 3,000円~8,500円 |
公式サイト | http://www.chuken.gr.jp/ |
イメージとしては中国語検定は英検、漢語水平考試(HSK)はTOEFLに近いです。中国を含めた世界的な認知度は高くありませんが、国内での中国語の資格としての効力はとても高いです。
ただし難易度は英検よりもかなり高くなっています。1級は翻訳業を職業としている方でも合格できないことがあるそうで、2級レベルでも十分に日常会話がすらすらできるレベルと言えます。