ハングル能力検定試験
日本人向けの韓国語の検定で、ハングル検定と略して呼ばれることも多いです。途中の級までは問題文・説明文とも日本語で書いてあるため、初めて受ける韓国語の検定試験にピッタリです。試験概要と各級の対策や勉強法などをご紹介しています。
概要
ハングル能力検定協会が実施する韓国朝鮮語の検定試験です。日本語を母国語とする人を対象に行われる試験ですので、日本でのみの開催となり、準2級までは問題文と説明文が日本語で書かれています。年に2回(6月・11月)開催されています。
名称 | ハングル能力検定試験 |
主催 | 特定非営利活動法人 ハングル能力検定協会 |
開始年 | 1993年に開始 |
実施国 | 日本のみ |
評価基準 | 5級、4級、3級、準2級、2級、1級 ※韓国語能力試験と逆で、難易度は1級が高く、5級が低いです。 |
試験内容 | 筆記・聞き取りの2分野。1級は筆記試験のほか面接があります。 |
所要時間 | 90分:5級・4級・3級。120分:準2級・2級・1級 |
受験料 | 3,000円~10,000円 |
公式サイト | http://www.hangul.or.jp/ |
イメージとしては「ハングル能力検定は英検」「韓国語能力試験はTOEFL」に近いです。韓国を含めた世界的な認知度は高くありませんが、国内での資格としての効力はとてもたかいです。
また、韓国語能力試験は問題文も説明文全部韓国語で書かれているのに対して、ハングル能力検定は前述の通り準2級まで日本語です。こういった点からも英語で言う英検に近いということができます。
級別の対策と勉強法
まずは過去問集と合格トウミを入手しましょう。前者は問題の形式に慣れるために、後者は問題に登場する単語熟語を押さえておくために必須といっていい教材です。