韓国語能力試験
韓国語能力試験は世界共通の韓国語の検定で、TOPIKと呼ばれることもあります。世界共通の試験ですので、問題文や説明文も全て韓国語で書かれています。ある程度読み書きができる方におすすめです。各級の対策・勉強法をご覧頂けます。
概要
韓国語能力試験(TOPIK)は韓国政府が正式に認定している試験です。韓国語を母語としない韓国語学習者に学習方法を提示するとともに、韓国語の普及や学習、留学や就職等への活用などを目的に、世界37カ国で一斉に実施されています。年に2回(4月・9月)開催されています。
名称 | 大韓民国教育科学技術部認定 韓国語能力試験 |
主催 | 大韓民国教育科学技術部・韓国教育課程評価院 |
主管 | 財団法人韓国教育財団 |
後援 | 駐日本国大韓民国大使館 |
開始年 | 1995年(模擬試験)、1996年に正式開始 |
実施国 | 韓国、日本、中国、その他アジア、アメリカ、ヨーロッパなど37ヵ国 |
評価基準 | 初級(1・2級)、中級(3・4級)、上級(5・6級) 各級で点数によって1級か2級か不合格、といったように振り分けられます。 |
試験内容 | 語彙及び文法・書き取り(作文含む)・聞き取り・読解の4分野 |
所要時間 | 180分(語彙・文法&書き取り:90分、聞き取り&読解:90分) |
受験料 | 4,200円(単願)、6,200円(併願) |
公式サイト | http://www.kref.or.jp/korea_kentei/ |
イメージとしては「韓国語能力試験はTOEFL」「ハングル能力検定は英検」に近いです。韓国政府認定の語学試験なので、韓国の大学に正規留学したい方や、韓国企業で働きたい方などに向いています。
また、ハングル能力検定は問題文は準2級まで日本語であるのに対して、韓国語能力試験は問題文・説明文含め全部韓国語で書かれています。こういった点からも英語で言うTOEFLに近いということができます。
級別の対策と勉強法
初級から設問・解説文すべてが韓国語ですので、試験対策に専用の教材を持っておくことをお勧めします。過去問も必ず複数回やるようにしましょう。