パリ
「芸術の都」や「華の都」などといった別名を持つパリは、単に観光スポットがたくさんあるというだけではなく、文化やファッションやエンターテイメントの領域においても世界に影響力を与え続けているということもあり、世界的に有名な観光都市として知られています。なんと毎年4,500万人もの旅行客がここに訪れています。
多くの旅行客を国内外から惹きつけているのは、歴史的な建造物を始め、ルーヴル美術館に代表される数多くの美術品の傑作、世界有数のブランドストリート、ミシュランガイドで高い評価を獲得しているレストランやカフェなどです。
また、エッフェル塔からサン・ルイ島にかけてのエリアが「パリのセーヌ河岸」として世界遺産に登録されており、前述のルーヴル美術館やエッフェル塔やノートルダム大聖堂などといった数々の建造物や施設も、パリの観光資源となっています。
メインメニュー
当サイトのメインメニューは以下の5つです。
パリの周辺にも旅行客から人気の有名都市がいくつかあります。世界遺産に登録されているヴェルサイユ宮殿やモン・サン・ミッシェルなどは日帰りのツアーも出ており、多くの方々が訪れています。
また、国外ではロンドンやイタリアの各都市などを周遊するツアーが人気を集めています。日本からのフライトにもかなり時間がかかりますから、せっかくなので他都市も一緒に回られることをおすすめします。
交通機関
パリにはメトロやバスの路線が豊富で、至る所に駅やバス停があります。観光する際には、これらの公共交通機関を使いこなせれば市内を便利に移動することができます。以下に主な交通機関をご紹介します。
メトロ(地下鉄)
全部で14もの路線があるメトロは、パリの中心的な移動手段です。外国人観光客もよく使っていますし、地元の人々の通勤通学の足としても使われています。メトロの切符は距離に関係なく料金が一律なので、とてもわかりやすいです。また、切符1枚で乗り換えも自由にできるという点が最大の魅力となっています。
切符は駅の窓口か自動券売機で購入することができます。残念ながら日本語表示にすることはできませんが、英語表示でもそれほど難しくないので、ゆっくりと進めて行けば大丈夫です。10枚セットの回数券がオトクなのでおすすめです。
バス
メトロと並んでよく使われているのがバスです。パリ市内を多くの路線が網の目のように走っており、ほぼ全域をカバーしています。かつては渋滞が問題になったりもしましたが、現在はバス専用レーンがあるので、比較的スムーズになりました。
メトロも便利なのですが、当サイトとしてはバスの方がおすすめです。渋滞に巻き込まれるというリスクはあるものの、移動しながらパリの街並みを眺めることができるためです。ちなみに切符はメトロと同じものを使うことができます。
タクシー
パリに限った話ではないですが、観光客にとって最も便利なのがタクシーです。目的地までダイレクトに行くことができますし、ショッピングなどをして荷物をたくさん抱えているときなんかは非常に助かります。また、ナイトライフを楽しんで夜遅くになってしまったときもタクシーが1番安心です。
パリのタクシーは路上だとなかなかつかまえにくいので、タクシー乗り場から乗ることをおすすめします。青い看板に白抜きの文字で大きく「TAXIS」と書かれた標識が建っているので、すぐに分かるかと思います。なお、日本と異なり乗車料金の10%ほどをチップとして支払う習慣があります。
RER(高速鉄道)
パリ市内と近郊の各都市を結んでいる高速鉄道のことをRER(Reseau Express Regional)と言います。切符の購入方法も電車の乗り降りも基本的には前述のメトロと同じなので、便利に利用することができます。
パリ市内のみを観光するという場合には使う機会はありませんが、例えばヴェルサイユ宮殿があるヴェルサイユや、ディズニーランド・リゾート・パリがあるマルヌ・ラ・ヴァレなどといった近郊エリアに出かける場合に重宝します。
基本情報
最後にフランス全般についての基本的な情報をご紹介します。
時差
フランスは中央ヨーロッパ時間となりますので、日本との時差は8時間です。日本の方がフランスよりも8時間進んでいます。なお、サマータイムを導入しているため、3月の最終日曜日~10月の最終日曜日までの間は時差が7時間となります。
気候
フランスは日本のように四季がはっきりしています。パリの気候は1年を通じて東京よりもぐっと寒いと考えておきましょう。緯度的には札幌よりも更に高い位置にあります。真夏の時期でも平均気温はだいたい20℃~25℃ほどで、まれに30℃を超える日もありますが、朝晩はそれでも冷え込みます。
税金
免税店での買い物を除いて、一般的な買い物や食事などには19.6%のIVA(付加価値税)が課せられています。EU圏以外に住んでいる方はこのIVAのうち12%(商品によって異なります)の払い戻しを請求することができます。