観光名所

フィレンツェは街自体が約3キロ平方メートルとこぢんまりとしているため、多くの観光スポットは徒歩で移動することが可能です。世界遺産に登録されているサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂を始めとした多くの名所が集まっており、各施設をじっくりと見て回るのでなければ1日でほとんどを見て回ることができます。

主な観光エリアは前述のサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の周辺エリアと、アルノ川対岸のエリアです。前者はほとんどの施設を歩いて訪れることができますが、後者はちょっと離れているところもあるので、タクシーなどを利用しましょう。

また、観光と並んでフィレンツェで人気があるのがショッピングです。詳しくは「ショッピング」の項目で解説していますが、トルナブオーニ通りというショッピングストリートがあり、こちらには世界中の一流ブランドのブティックが集結しています。

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旅行記

実際に当サイト運営チームが足を運んだおすすめの観光スポットをいくつかご紹介したいと思います。各スポットについての詳細は前述の各ページよりご覧頂けますので、そちらと併せて参考にして頂ければと思います。

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会

14世紀半ばに完成したというドメニコ修道会の教会です。教会内にあるギルランダイオのフレスコ画「ヨハネの生涯」などが見所となっています。博物館も併設しているので、そちらもおすすめです。

トルナブオーニ通り

こちらはフィレンツェにある超高級ブランドストリートです。日本で言う銀座、ニューヨークで言う5番街といったところでしょうか。ショッピングが大好きな女性の方におすすめです。

円高ということもあって、今はかなりお得なプライスで様々なブランド品を購入することができます。今のこの円高時代だからこそ、特にオススメしたい場所です。

サンタ・クローチェ聖堂

サンタ・クローチェ広場にある、威風堂々とした教会です。カトリック教会の修道会であるフランシスコ会の世界最大の教会として知られています。ミケランジェロの墓碑やガリレオの墓碑など、イタリアの歴史的な著名人が埋葬されている場所でもあります。教会内には芸術作品も多いです。

ヴェッキオ宮殿

14世紀に建てられ、当時は政庁舎として利用されていました。後にメディチ家のコジモ1世が買い取って自身の住居としました。現在は市庁舎として使用されています。五百人広場の装飾がすばらしいのでオススメです。

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂

フィレンツェを代表すると言っていいほどの施設で、ドゥオモ、サン・ジョヴァンニ洗礼堂、ジョットの鐘楼、という3つの建物から構成されており、フィレンツェ観光の起点にピッタリです。

ピッティ宮殿

メディチ家の邸宅として使われていた宮殿で、現在は宮殿内に2つの美術館と5つの博物館が入っています。ルネサンス最初の建築家として非常に有名であるフィリッポ・ブルネレスキによって建築され、その後、数回の改築を重ねて18世紀頃に現在の形になったといわれています。

特別、美術館や博物館に興味があったというわけではないのですが、ルネサンス様式の非常に大きな宮殿ということで、その場に足を踏み入れてみたかったということもあり、足を運びました。雰囲気も良かったですし、迫力も感じました。

ちなみにヴァザーリの回廊でウフィツィ美術館とも繋がっているので、ウフィツィ美術館・ピッティ宮殿・ボーボリ庭園と、一緒にまとめて見て回ることもできます。