エリアガイド
ニューヨークと言うとマンハッタンをイメージしますが、ニューヨーク市はマンハッタン以外にも、ブロンクス・クイーンズ・ブルックリン・スタテン島を含む5行政区から成り立っています。当サイトではマンハッタンを中心にご紹介しています。
アッパーマンハッタン
マンハッタンの北端から、セントラルパークの北端までのエリアをアッパーマンハッタンと言います。ハーレムやモーニングサイド・ハイツなどもこちらのエリアに属します。他の地域と比べるとあまり治安は良いとは言えないので、夜間はもちろん、昼間でも路地裏などには入らないようにしましょう。
アップタウン
セントラルパークのちょうど中心部のエリアです。セントラルパークの西側からハドソン川までをアッパーウェストサイド、東側からイースト川までをアッパーイーストサイドと呼びます。観光名所は離れて点在していますので、移動にはタクシーを利用するのが1番便利です。
このエリアはニューヨーカーにとっても憧れの高級住宅街のエリアですので、治安は悪くないですが、夜間の一人歩きは避けた方が無難です。セントラルパーク内も夜間は立ち入らないようにしましょう。なおレストラン・カフェの項目では一つ上のアッパーマンハッタンも併せてご紹介しております。
ミッドタウン
セントラルパークの南端から、エンパイアステートビルが建つ34丁目までのエリアをミッドタウンといいます。ミュージカル施設が建ち並ぶブロードウェイや、年末のカウントダウンでお馴染みのタイムズ・スクエア、ブランドショップが建ち並ぶ5番街と見所たっぷりのエリアです。
バスも地下鉄もたくさんあるので、移動には困らないですが、特にタイムズ・スクエア付近はとにかく人と車が多いので、ぶつかったりしないように注意しましょう。警察官も多く配備されているので、安心できるエリアです。
ダウンタウン
14丁目のワシントン・スクエアからチャイナタウンのあるキャナルストリート周辺までをダウンタウンといいます。イースト・ビレッジやソーホー、リトルイタリー、チャイナタウン、トライベッカなど、ユニークなスポットが集まっています。
治安はまずまずといったところですが、イースト・ビレッジの東端や各エリアのはずれの方などは人気も少ないので避けるようにしましょう。
ロウアーマンハッタン
キャナルストリートからマンハッタン南端までのエリアをロウアーマンハッタンといいます。世界一の金融街でお馴染みのウォール街や、ワールドトレードセンター跡地、ブルックリンブリッジなどが主な名所です。南端のバッテリーパークからは船に乗って自由の女神を見に行くこともできます。
このエリアはいわゆるビジネス街ですので、夜間は人気が少なくなります。夜の楽しみであるバーやクラブなどの施設もあまり多くないですので、夕方頃には他のエリアの観光名所などに移動した方が良いでしょう。
ブロンクス
ブロンクスはマンハッタン島の北東にあるエリアです。ここにはメジャーリーグのニューヨーク・ヤンキースのホームグラウンドであるヤンキー・スタジアムや、全米最大で世界的に見ても屈指の規模を誇る動物園・ブロンクス動物園などがあります。
他のエリアと比べると若干あれている場所が多めで、治安はそれほど良くはありませんので、注意が必要です。上記の各観光スポットに遊びに行くのでなければ、特にわざわざ足を運ぶ必要はないかと思います。
クイーンズ
クイーンズはニューヨーク市に置かれた行政上の5つの区の中で、最も大きな行政区です。大半が住宅街で数多くのニューヨーカーが暮らしています。住宅街以外にはジョン・F・ケネディ国際空港やラガーディア空港があります。
観光名所としては1939年ニューヨーク万国博覧会と1964年ニューヨーク万国博覧会の二度の万博が行われたフラッシング・メドウズ・コロナ・パークが最も有名です。何かイベントがあるときには非常に多くの観光客が集まります。
フラッシング・メドウズ・コロナ・パークにはテニスの4大大会の1つである全米オープンが開催されているUSTAナショナル・テニス・センターがあるほか、メジャーリーグのニューヨーク・メッツの本拠地であるシティ・フィールドがあります。
ブルックリン
ブルックリンは5つの区の中で最も人口が多く、250万人の人々が生活をしています。マンハッタンとを結んでるブルックリン・ブリッジが非常に有名でよく知られています。ちなみに、この橋はどちらからも歩いて渡ることができます。
このエリアの観光名所には、ニューヨーク屈指のビーチであるコニーアイランド(毎年ホットドッグの早食い世界大会が開催されている場所)や、マンハッタンの素晴らしい夜景を楽しむことができるブルックリン・ハイツ・プロムナードなどがあります。いずれも観光客のみならずニューヨーカーからも人気のエリアとなっています。
スタテン島
マンハッタンとはフェリーで行き来することができます。フェリーの乗車賃は無料で、誰でも自由に乗ることができます。島には閑静な住宅街が広がっています。場所にもよりますが、他の地域と比べると若干田舎です。ただ治安は良い方だと言われています。留学のホームステイ先などにもよく利用されています。