フリヘエ宮殿

ハワイ王国を統一したカメハメハ大王が、その晩年を過ごしたとされる街カイルア・コナにある有名な宮殿です。カメハメハ大王のいとこにあたるクアキニ(ハワイ島の初代総督でもあります)が1838年に建設した2階建ての建物となっています。

特徴

フリヘエ宮殿は、かつてハワイ王家の夏の別荘として使用されていた大邸宅です。現在は博物館として建物の内部を公開していて、当時の美術品や民芸品などが展示されています。フリヘエ宮殿の向かいにはモクアイカウア教会という人気の観光名所もありますので、一緒に見て回ってみてはいかがでしょうか。

みんなの口コミ

●●賑わったカイルア・コナの街にとても大きなバニヤンツリーの影にひっそりとある宮殿。観光地の印であるカメハメハ大王の看板が無ければうっかり見過ごしてしまいそうで、実際行ってみると木造の白っぽい壁に緑色の屋根のお屋敷があり、宮殿と言うよりも、普通の別荘な感じがしました。

2006年のハワイ島沖地震で破損し、2009年に修復されたようなので、外装は綺麗でしたが、一般の観光客には外から覗く程度で十分かもしれません。現在中は博物館になっており、大人は6ドルの入場料を払えば入れます。

運がいいと結婚式やフラダンスをやっている様子をお目にかかる事ができるそうです。確かに目の前が一面透き通った海なので、目の前にあるモクアイカウア教会で挙式をして、このフリヘエ宮殿でパーティーをここでやるのは素敵かも。

少し離れたカイルア桟橋側からも見えるので、青い海と、あの家を飲み込みそうな程大きいバニヤンツリーがある家の写真を撮るには丁度いいかもしれません。

●●ハワイ島の中心地、カイルア・コアは、ハワイ王朝初期には、都があり賑わった地域です。現在も王朝時代を感じさせる史跡の数々が残っていますが、その代表がメインストリートのアリイ・ドライブ沿いに建つ「フリヘエ宮殿」です。ストリートの名前となっている「アリイ」は、ハワイ語で「王」という意味であると聞きました。

歴史的建造物であるフリヘエ宮殿は、2006年の地震で被害を受けて公開が中止されましたが、2009年に修復が完了して、現在は宮殿の一部には入ることが出来ます。

私は10年位前に一度訪れたことがありますが、当時は博物館になっていて、見事な1枚板の大テーブルや、豪華なビクトリア調の家具、時代を感じさせるグラスやカップなどの展示を見ることが出来ました。

カラカウア王の時代に収集されて、宮殿を夏の別荘として使っていた時代のものということで、贅沢だけれどどこか南国のおおらかな感じのする、王家の暮らしを垣間見ることが出来ました。