ランキング

ミラノの観光スポットをランキング型式でご紹介しています。ミラノには世界的に有名な建造物や施設が多数ありますので、観光旅行でミラノを訪れる際には、それらの中でも特に人気の場所にできるだけ行ってみましょう。

世界遺産

“レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会とドメニコ会修道院”という登録名でユネスコの世界遺産に登録されています。サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会には、あのレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」があるのです。

なお、見学は完全予約制になっていますので、ふらっと行って入ってみることはできません。数日前までにあらかじめ予約する必要があるので、日本からお越しの方の場合は日本からツアー会社や旅行代理店を通じて見学のオプショナルツアーなどを申し込んでおかれることをオススメします。

(参考:ミラノの世界遺産一覧

ドゥオモ

イタリア最大のゴシック建築として知られ、ミラノを代表するシンボル的な存在であるのがドゥオモです。世界最大の司教区であるミラノ大司教区を統括する首都大司教の司教座聖堂でもあります。

135本の尖塔と2245体の彫像で装飾されており、最も高い尖塔は108メートルもあり、そこには街を守る黄金のマリア像が立っています。ます。5世紀もの歳月をかけて多くの芸術家によって完成されました。

建物内部から階段かエレベーターで屋上に出ることができ、そこからは美しい尖塔や彫像を目の前に見ることができるほか、ミラノの街並みを見渡すこともできます。

ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世

こちらも前述のドゥオモと並んでミラノを代表する観光名所の一つです。ドゥオモ正面に向かって左側に入り口がある大きなアーケードです。ガラス張りの屋根があるので、雨に日も便利に動き回ることができます。

イタリア王国の初代国王ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世にちなんで、この名前が付けられています。「ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア」と表記されることもあります。

前述のドゥオモと後述のスカラ座にも繋がっており、ほとんどの外国人観光客が訪れている施設です。内部はアーケードになっており、ブランドブティックやレストラン・カフェなどが集まるショッピングアーケードとなっています。

また、ミラノの最高級ホテルの一つであるパーク・ハイアット・ホテルはガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世に直結しています。

スカラ座

13世紀以降、ミラノを統治したヴィスコンティ家の妃スカラの名前から名付けられた歌劇場です。初代の宮廷劇場以来の伝統を誇るイタリアオペラ界の最高峰とされています。ミラノ公フェルディナントの命を受け、1776年に着工が始まり、その15ヶ月後に完成しました。

第二次世界大戦時に大きく破損してしまいますが、当時の設計図を元に復元・再建されています。入場券を持っていても開演後には入場が許されないというほど厳格で、歴史と由緒ある歌劇場です。

スフォルツェスコ城

広大なセンピオーネ公園の入り口に立っている茶褐色の城塞です。14世紀にミラノを統治していたヴィスコンティ家が居城として建てたのが始まりで、15世紀にはミラノ公爵フランチェスコ・スフォルツァが改築を施し、現在の姿となりました。建築にはあのレオナルド・ダ・ヴィンチも携わったと言われています。

スフォルツェスコ城の中央にある塔の下にある入り口から入ると、そこには「スフォルツェスコ城美術館」が広がっています。そのほか、「考古学博物館」「楽器博物館」も城内に入っています。