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世界遺産

香港にある世界遺産の特集です!…と言いたいところなのですが、実は香港には世界遺産がありません。香港からすぐに行くことができるマカオには多数の建造物が世界遺産として登録されているのですが、ここ香港には不思議なことに1つも登録されていないのです。

世界的に見ても屈指の観光都市ということができる香港にもかかわらず、世界遺産が1つもないのはちょっと不思議ですね。ただ、無い世界遺産を紹介することはできませんので、そこでこちらでは当サイトが勝手に選んだ世界遺産並みの観光名所をご紹介しようと思います。

西港城(ウエスタン・マーケット)

コンノート・ロード・セントラルとモリソンストリートが交差するところにあるマーケットです。中はいわゆるショッピングセンターのような作りになっていて、大小様々なお店が入っています。ただ、ここで注目して頂きたいのはその外見です。レンガ造りでアーチ型の窓を持っているこの建物は、その迫力に目を奪われます。

シックながら威風堂々とした感じで、普通に世界遺産に登録されていてもそれほど違和感を感じないような気がします。ちなみに、お土産屋さんも充実していますので、ここでお土産を購入してしまうのも手です。

ビクトリア・ピーク

既にご存じの方も多いかもしれませんが、ビクトリア・ピークは香港で最大の観光名所です。その理由はここから眺める香港の街の様子を「100万ドルの夜景」と言うからです。昼間に来ても展望を楽しむことができますが、せっかくですので晴れた日の夜に訪れましょう。

ところでビクトリア・ピークにはとてもユニークな建物があります。なんかビルの上に切ったスイカが乗っているような形をしたビルです。これはピークタワーと呼ばれる建物で、イギリス人建築家テリー・フェレルさんがデザインしました。

ここにはルーフトップのスカイテラスを始め、マダムタッソーのろう人形館、バーチャルゲームを楽しめるEAエクスペリエンスなどがあります。スカイテラスからも非常に素晴らしい眺めを楽しむことができます。

ビクトリア・ピークに行くには、中環の花園道からピークトラムという乗り物に乗って行きます。実はこのピークトラムが香港で最初にできた公共交通機関だったりします。結構な急勾配なので、ちょっとしたスリルも味わえます。しかしながら開業以来無事故で来ているという優秀な乗り物です。

国際金融中心二期

英語表記だと「Two International Finance Centre」です。イギリス領だったという経緯もあり最後のセンターの部分はアメリカ英語の「Center」ではなくイギリス英語の「Centre」表記となっています。

国際金融中心二期はウォータフロントに2003年に完成した比較的新しいビルです。世界トップ10に入る高さで、もちろん香港では最も高いビルとなります。

その高さはなんと420メートルで、88階建てというから驚きです。フォーシーズンズホテル香港からも近く、この一帯には高層ビルが建ち並んでいます。ここも屈指の観光名所となっていますので、ぜひ足を運んでみて下さい。