景福宮・三清洞
景福宮・三清洞(キョンボックン・サムチョンドン)の観光名所をご紹介しています。ショッピングセンターや百貨店などの商業施設がない分、このエリアには数多くの歴史的建造物や施設などといった見所が満載です。
景福宮 (キョンボックン) |
李王朝の創始者である李成桂により1395年に建てられた朝鮮王朝の王宮です。文禄・慶長の役や満州王朝の侵入によって、そのほとんどが焼失した後に、19世紀後半に再建されました。 日本統治時代には正面に朝鮮総督府の庁舎が建てられましたが、現在は解体され、景福宮復元計画の元、門楼や殿閣などといった様々な建築物を復元しています。 また、敷地内にある王宮の奥には後述の国立民俗博物館があります。 |
昌徳宮 (チャンドックン) |
李氏朝鮮第3大王・太宗が1405年に建てた離宮です。最初は景福宮の離宮として建てられてましたが、後に第9代・成宗が正宮として使用しています。 1592年~1598年にかけて文禄・慶長の役の際に、朝鮮の民衆によって略奪と放火の対象となり焼失してしまいましたが、第15代・光海君が王宮として1615年に再建しました。 1997年には「昌徳宮の建造物群」という登録名で世界遺産に登録されています。 正門にあたる敦化門は大韓民国最古の門、敦化門をくぐった先にある錦川橋は大韓民国最古の橋、と言われており、現在も地元民や観光客がよく訪れています。 |
慶煕宮 (キョンヒグン) |
李氏朝鮮15代王・光海君の命によって建てられた離宮です。16代から25代までの王がここで生活していました。 日本統治時代には殿閣のいくつかが失われましたが、現在は復元されています。また、敷地内には後述のソウル歴史博物館が入っています。 |
社しょく壇 (サジッタン) |
李王朝の創始者である李成桂が王宮の建設と共に、土地の神と五穀の神を祀ったと言われる場所です。現在はひっそりとたたずんでいます。 |
文廟 (ムンミョ) |
儒教の始祖である孔子を祀っている廟です。廟の本殿には孔子の位牌が建てられているほか、敷地内には天然記念物の樹齢400年にもなるイチョウがそびえ立っています。 |
国立民俗博物館 | 前述の景福宮の敷地内にある博物館です。先史時代から李氏朝鮮時代の人々の生活の様子や文化を学ぶことができます。ユニークな形をした五重塔も見逃せません。 |
ソウル歴史博物館 | 前述の慶煕宮の敷地内にある博物館です。その名の通り、ソウルの歴史や文化、街の移り変わりの様子などを見て知ることができます。ミュージアムショップやカフェなども併設されています。 |
アートソンジェセンター | 1998年に北村(プッチョン)にオープンしたモダンアートを中心にコレクションしている美術館です。ユニークで独創的な芸術作品も多く展示されています。 |
西大門独立公園 | 1992年にオープンした公園で、近くにあった独立門を敷地内に移転させ、シンボル的な存在としています。刑務所歴史館も敷地内にあります。 |
梨花荘 (イファジャン) |
韓国初代大統領の李承晩とフランチェスカ夫人が暮らしていた邸宅です。韓国の伝統様式で建てられた建物の中に、彼らが使っていた品々が展示されています。 |
MBCやん州文化村 (ヤンジュムナドンサン) |
韓国で大ヒットを飛ばし、日本でも人気を博したドラマ「宮廷女官チャングムの誓い(韓国語名:大長今)」の撮影に使われたセットが公開されている施設です。 ドラマの名前から別名「大長今テーマパーク」とも呼ばれています。実際にドラマに登場した小道具に触れたり、記念写真を撮ることなどができます。 |