ウェールズ
ウェールズにある比較的規模の大きな都市をいくつかご紹介しています。最初にご紹介するカーディフからニューポートまでは、それぞれ人口の多い順に並んでますが、カーディフ以外はそれほど有名ではありません。ですので、当ページの後半では、ウェールズから近いイングランドの人気都市をいくつかご紹介しています。
カーディフ
カーディフは、ロンドンから西に250キロほど離れた場所に位置している、ウェールズの首都です。人口30万人ほどの中規模の都市で、1955年に首都になりました。サッカーやラグビーの試合で使用されている「ミレニアム・スタジアム」や、ウェールズを代表する大学のひとつである「カーディフ大学」などが見所です。
スウォンジ
スウォンジは、前述のカーディフに次いで人口が多い、ウェールズ第二位の都市です。「スウォンジー」と最後に長音符を付けて表記されることもあります。旅行先としては人気はそれほど高くありませんが、街並みや雰囲気を楽しむことができます。
ニューポート
ニューポートは、先に登場したカーディフとスウォンジに次いで人口の多い、ウェールズ第3の都市です。ニューポートという名前は、街の名前の定番の一つで、イギリス国内だけでも10以上の街に同じ名前がついていますので、混乱しないように注意しましょう。こちらにはウェールズ大学のキャンパスが2つあります。
モンマス
モンマスは、カーディフの北東に位置している小さな街です。人口の少ない小さな街ではありますが、長い歴史を持った街として知られていて、国内外から観光客もよく訪れています。街の中心部に建っている城跡「モンマス城」が有名で、他にはモノウ川に架かっている「モノウ橋」も見所となっています。
ウェールズから近い主な都市
ここまでご覧頂ければお分かりかと思いますが、ウェールズには観光に向いている都市があまりありません。そこでこちらでは、ウェールズの外にあるものの、ウェールズから近い場所に位置している有名な都市を3つほどご紹介したいと思います。
コッツウォルズ
「羊の丘」を意味するイングランドの丘陵地帯です。昔から羊毛の交易で知られていたことから、この名前が付けられたと言われています。中世ヨーロッパの建物が残っている「チッピング・カムデン」や、リトル・ベニスと称されている「ボートン・オン・ザ・ウォーター」など、数多くの村が存在しています。
バース
バース・アンド・ノース・イースト・サマセットという長い名前の自治体に属している街です。「バース市街」という名称で世界遺産に登録されている人気の観光都市で、ロンドンオプショナルツアーなどを利用して訪れる日本人観光客も多くなっています。ローマ浴場跡やバース寺院などが主な見所となっています。
チェスター
イングランドの北西部、ウェールズからもかなり近い場所に位置している都市です。人口は10万人に満たない程度ですが、2000年近く前にローマ人が築いたという歴史の長い街として知られています。国内で最も綺麗に残っている城郭都市であることから、観光客からも人気が高くなっています。特にチェスター大聖堂が有名です。