バチカン市国

ローマ観光を語る上で欠かすことができないのが「バチカン市国」です。カトリックの世界総本山で、世界最小の独立国として知られており、ローマ教皇がここに住まれています。サン・ピエトロ大聖堂が観光名所として高い人気があるほか、カトリックの総本山と言うこともあり、世界中のカトリックがこちらに訪れています。

特徴

世界最小の主権国家として、そしてカトリックの総本山として、極めて有名なバチカン市国はローマ市内にあります。世界各地からカトリック教徒はもちろんのこと、そうでない一般の観光客もたくさん足を運んでます。

ローマ教皇が自らミサを行う際には世界中から信徒が集まり、このサン・ピエトロ大聖堂には6万もの人が収容されます。

ローマの北西部・テベレ川の右岸に位置していて、世界最小と言われるその面積は約0.44平方キロメートルです。これは日本で最も人気のあるテーマパークの東京ディズニーランドよりも小さい数字となっています。

また、バチカン市国は国土全体が世界遺産に登録されており、その小さな国土の中にはジャン・ロレンツォ・ベルニーニによって設計された「サン・ピエトロ広場」や、使徒ペトロの墓所があったところに建てられたと言われている「サン・ピエトロ大聖堂」、サン・ピエトロ大聖堂の北側に隣接する世界最大級の美術館「バチカン美術館」などといった見所があります。

ちなみに、バチカンには独自の郵便局があり、国際郵便を出す場合はローマ市内のポストに投函するよりも、バチカン市国内のポストに投函するほうが圧倒的に早く到着するので、記念の絵はがきなどはバチカン市国から出されると良いかと思います。

みんなの口コミ

●●カトリックの総本山で、世界最小の独立国家であるバチカン。面積は東京にある日比谷公園の3倍くらいしかありませんが、ミケランジェロの「最後の審判」など、歴代教皇のコレクションが展示収蔵されているバチカン美術館やサン・ピエトロ大聖堂など、見所は満載です。

イタリアの首都の中に国があるという不思議な感覚がありましたが、各建物には威厳があり、他の国では体験することのできないような時間を過ごせました。

●●スペースシャトル『エンデバー』が国際宇宙ステーションに滞在しているとき、「ローマ教皇と国際宇宙ステーションがテレビ電話で地球の平和と再生可能エネルギーについての会話をした」というニュースが世界的に取り上げられるほど、ローマ教皇はイタリア国民の間では非常に影響力のある方としても知られています。

東日本大震災の時に日本に向けてコメントを下さったことも覚えています。そんなバチカンに先日旅行で行ってきました。大聖堂や美術館を一通り、丸一日掛けて見学をしました。言葉にするのが難しいのですが、イタリアに行くのであれば、必ずバチカン見学のために一日空けるようにしましょう。それくらい感銘を受けました。

●●バチカン市国にはサン・ピエトロ大聖堂、バチカン宮殿、バチカン美術館、サン・ピエトロ広場などといった名所があります。いずれも超有名な観光スポットと聞いておりましたので、一つ残さず見学をしました。朝から晩までバチカンにいたのですが、夜になるとライトアップされて特に綺麗でした。