Part5対策

Part5からはリーディングセクションです。リスニングセクション最後のPart4が終わるとすぐに始まります。リーディングセクションは時間との戦いです。上級者の方でも時間配分を誤ってしまうと時間ギリギリなんていうこともありますので、特に時間配分には注意するようにしましょう。

こちらのパートは短文の一部が空欄になっていて、4つの選択肢の中から最も適切だと思われる語句を選択するという形式です。全部で40問出題されます。

基本対策

このパートは文法の知識や語彙力を問われます。全40問と問題数が多いので、1問1問にあまり時間をかけることはできません。分からない問題に時間をかけて悩んでしまうとリーディングセクションの後半で必ず時間切れになってしまいます。

分からない問題が出題されたら消去法で正答率を上げましょう。消去法もできないほどさっぱり分からない問題であれば、適当にマークして次に進むようにしましょう。

初級者(TOEICスコア300~450前後)の攻略法

英語学習初級者の方は時間をそれほど気にせず、自分のペースでわかりそうな問題から解いていくようにしましょう。失礼ではありますが、初心者の方の場合はリーディングの最後まで解いても解けなくても点数はそんなに変わらないことが多いです。

ですので、基本対策で書いたこととは矛盾してしまいますが、分かる問題には少し時間をかけて解いても大丈夫です。逆にわからない問題が出てきたら、すぐに適当にマークして次の問題に進みましょう。

中級者(TOEICスコア550~750前後)の攻略法

中級者の方は1問30秒を目安に問題を解いていきましょう。30秒なんて短すぎると思われるかも知れませんが、リーディングセクション後半の長文読解の解答時間を増やすためにも頑張ってみて下さい。

1問30秒でPart5をこなすために、わからない問題はすぐに諦めて次の問題に進むことを徹底しましょう。中級者の方であれば問題文を読めば、すぐわかる問題とわからない問題との区別がつけられるはずです。

上級者(TOEICスコア850~950前後)の攻略法

上級者の方も中級者の方同様、1問30秒を目安に解いていきます。上級者の方であれば文章を全部読む必要はありません。空欄の前後を見ただけでも解ける問題がかなりありますので、極力タイムロスを減らしていきましょう。

おすすめの参考書

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リーディングセクション(Part5~Part7)の5回分の模試が入っている参考書です。これ1冊で5回も模試を受けることができるため、とても役に立ち、高い人気を誇っています。模試は1回分ずつ冊子が分かれているため、取り扱いやすいという点も大きなポイントです。なお、リスニング版も販売されています。
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Part5~Part7の各パートについて、鉄則を学ぶことができます。知っておくと役に立つ鉄則ばかりで、鉄則を抑えておくだけでもスコアアップを見込める可能性は十分にあります。著者も多数の受験経験を持っているだけではなく、既に様々なTOEIC教材を執筆しているため、内容も濃く仕上がっています。

リスニング対策(前半45分)

リーディング対策(後半75分)

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