ピッティ宮殿

15世紀にピッティ家の邸宅として建てられた後に、メディチ家が買い取った巨大な宮殿です。コジモ1世が自身の妻のために更に改築を実施しました。現在はこの巨大な宮殿の中にパラティーナ美術館をはじめとした全部で3つの美術館が入っています。ラファエロ作「小椅子の聖母」などが有名です。

特徴

アルノ川左岸にある大きなルネサンス様式の宮殿です。15世紀半ばに豪商ルカ・ピッティがブルネレスキに依頼して建てさせたと言われています。ファサードの長さは200メートル以上あり、フィレンツェ最大級の宮殿としても知られています。

現在は複数の美術館として一般に開放されています。その中の代表的存在が1833年に公開された「ピッティ美術館」です。メディチ家を中心とした歴代の主が収集した1000点以上の美術品を展示しています。

ピッティ美術館以外にはロートリンゲン家のコレクションを展示している「近代美術館」や、ボーボリ庭園にある小屋の中で公開している「陶磁器博物館」、かつてロートリンゲン家とサヴォイア家が使っていた馬車を公開している「馬車博物館」、様々な歴史的衣装を公開している「衣装博物館」があります。

みんなの口コミ

●●ルネサンス様式の大きな宮殿です。アルノ川を渡った先にあります。内部は美術館になっていて、メディチ家収集した芸術作品を中心に展示されています。

その数なんと1000点以上。ラファエロやジョヴァンニ・ファットーリ、フィリッポ・リッピなどといった巨匠らの作品を見て回ることができます。ちなみに、ウフィッツィ美術館とはヴァザーリの回廊を通じて結ばれています。