北西部
韓国旅行の中心的なエリアです。「韓国旅行=ソウル旅行」と言ってもいいほど、ほとんどの外国人観光客はソウルに滞在しています。観光だけではなく、ショッピングや飲食や芸術鑑賞なども満喫することができます。有名ホテルはもちろんのこと、大型の商業施設やデパートなどでも日本語が通じるため、とても便利です。
ソウル
韓国の首都であると同時に最大の人口を誇る都市です。日本の様々な都市からソウル行きの直行便が出ていて、毎年多くの日本人観光客が足を運んでいます。地理的にも近くて時差がないため、日帰りや週末を利用した1泊2日でも行って帰ってくることができます。特に食事やショッピングを楽しまれる方が多いです。
(→特設サイト:ソウル)
主な観光名所
複数の大きなデパートや、多数の化粧品店・雑貨店・衣料品店などが集まっている繁華街「明洞」や、ソウルのシンボル的存在となっている「ソウルタワー」、韓国を代表する大規模複合商業施設の「COEX」などが有名です。他にも多数の観光スポットがありますので、上の括弧内の特設サイトも参考にしてみて下さい。
仁川(インチョン)
日本人もよく利用している「仁川国際空港」があることで知られる都市です。先に登場したソウルと釜山に次いで、韓国で3番目に大きな都市となっています。ただ、一般的にはソウルのベッドタウンという印象を持たれているため、韓国内でも第3の都市という認識はあまりありません。
(→仁川広域市公式サイト)
主な観光名所
観光客からしても、仁川はソウルに含まれるというイメージがありますが、仁川にもいくつかの観光名所があります。カフェや遊園地などがある「月尾島」、中国の雰囲気でいっぱいの「北城洞チャイナタウン」、緑豊かで広々としている「仁川大公園」などがその代表例です。
水原(スウォン)
ソウルから35キロほど離れた場所に位置している都市です。100万人を超える人達が暮らしていますが、バスや地下鉄ですぐにソウルまで出ることができるため、職場や学校はソウルにあるという人も多いです。韓国と言えば焼肉も有名ですが、この水原では「水原カルビ」が名物となっています。
(→水原市公式サイト)
主な観光名所
水原には「華城」という名称で登録されている世界遺産があります。一般的には「水原城」や「水原華城」と表記されることが多いです。城内は歩いて見学することができるほか、華城列車という列車に乗って移動することもできます。華城の他には、韓国ドラマや映画の撮影地としてよく使われている「韓国民族村」が有名です。
利川(イチョン)
ソウルから高速バスで1時間ほどのところにある都市です。韓国内では主に陶芸や温泉で知られています。前述のソウルや水原と比べると大分小さな都市で、両都市のようなインパクトのある観光名所もないことから、観光客の数も少ないです。
(→利川市公式サイト)
主な観光名所
韓国に代々伝わる伝統的な陶磁器が作られていて、その制作過程を見学したり、完成品を購入したりすることができる「利川陶芸村」や、緑豊かで市民の憩いの場にもなっている「雪峰公園」などがあります。
江華島(カンファド)
ソウルの北西に位置している韓国で5番目に大きな島です。行政区分上は、前述の仁川広域市に属しています。島ではありますが、大きな橋でソウルと繋がっているため、バスを利用して簡単にアクセスすることができます。また、生薬として利用される朝鮮人参の産地としても知られています。
主な観光名所
世界遺産に登録されていて、島内の様々な場所で見かけることができる「支石墓」や、島の南部に位置する歴史の長い寺「伝燈寺」、城壁と門が残されている「江華山城」、島の最北部に位置していて、北朝鮮も肉眼で眺めることができる「江華平和展望台」などといった名所があります。