ホーム > アジア > 韓国 > 北東部

北東部

大都市が存在しないため、他のエリアと比較すると田舎のイメージが強いエリアですが、日本海に面して多数のビーチがあり、夏になると非常によく賑わいます。このエリアで特に人気があるのは、最初にご紹介する「春川」です。日本でもお馴染みのあの大ヒットドラマのロケ地で、多くの日本人観光客が訪れています。

春川(チュンチョン)

人口25万人ほどの中規模の都市で、韓国料理の一つであるダッカルビが名物料理として知られています。ソウルや釜山のような大都市ではありませんが、日本人からも割と知られている都市です。その理由は、日本でも大ヒットしてブームを巻き起こした韓国ドラマ「冬のソナタ」のロケ地だったからです。
(→春川市公式サイト

主な観光名所

なんと言っても冬のソナタに関係した観光スポットが人気です。ドラマを代表する名シーンが撮影された「南怡島」や、主人公ジュンサン(ペ・ヨンジュン)が住んだ家「ジュンサンの家」、撮影地として使われた「春川高校」などがあります。その他、繁華街である「春川 明洞ストリート」も観光客から人気となっています。

束草(ソクチョ)

人口が少ない小さな都市でありながら、有名な国立公園や海水浴場があるため、韓国内では人気の高い旅行先となっています。外国人観光客は少なめですが、首都ソウルから高速バスが出ているため、アクセスはさほど悪くはありません。ただし、高速バスでも4時間近くかかります。
(→束草市公式サイト

主な観光名所

朝鮮戦争時に北朝鮮から避難してきた人々によって形成された村で、村の中には昔ながらの建物が今も残っている「アバイ村」が最も有名です。韓国ドラマ「秋の童話(オータム・イン・マイ・ハート)」に登場したことで一気に人気の観光スポットとなりました。他には「権金城」や「新興寺」などが知られています。

江稜(カンヌン)

20万人ほどの人々が生活を送っている都市です。こちらも海水浴を楽しめる場所として人気があり、夏の海水浴シーズンになると多くの観光客がやってきます。ただ、こちらも韓国人から人気がある一方で、外国人からはあまり知られていません。
(→江稜市公式サイト

主な観光名所

「世界で最も海岸に近い駅」としてギネスに登録されている駅とビーチがある「正東津」や、その正東津の駅から少し離れたところにある公園で、北朝鮮の潜水艦や韓国海軍の退役艦などが展示されている「統一公園」、日本でもヒットした韓国ドラマ「宮」や「ファン・ジニ」のロケ地となった「船橋荘」などが有名です。

東海(トンヘ)

日本海に面している人口10万人ほどの都市です。望祥海水浴場や湫岩海水浴場などといった韓国有数の海水浴場があり、夏は特に良く賑わいます。ソウルや釜山から飛行機や高速バスなどを利用できますが、外国人観光客はあまりいません。
(→東海市公式サイト

主な観光名所

燭台のような変わった形をした岩「燭台岩」や、韓国ドラマ「華麗なる遺産」のロケ地として使用され、中を散策することができる「泉谷天然洞窟」などが有名です。他には、前述の2つの海水浴場も夏には人気の観光名所になります。

三陟(サムチョク)

市内のほとんどが山林で占められている小さな都市です。これまでご紹介してきた各都市と同様に海水浴場を有しているほか、鍾乳洞があることでも知られています。
(→三陟市公式サイト

主な観光名所

「幻仙窟」という鍾乳洞を見学できる「大耳洞窟」や、長い歴史を持つ楼閣で、韓国映画「四月の雪」の撮影場所にもなった「竹西楼」、「江原道総合博物館」と「三陟市立博物館」という2つの博物館などがあります。