世界遺産
日本よりは数が少ないですが、韓国にも様々な世界遺産が存在します。ただ日本の場合は首都東京から気軽に行って帰ってくることができる施設がない一方で、韓国の場合は首都ソウルの市内にもありますし、バスですぐ行って帰ってこれるところにも存在します。世界遺産も観光名所として名高いので、ぜひ足を運んでみてください。
一覧
- 石窟庵と仏国寺 - (1995年)
- 海印寺大蔵経板殿 - (1995年)
- 宗廟 - (1995年)
- 昌徳宮 - (1997年)
- 華城 - (1997年)
- 慶州歴史地域 - (2000年)
- 高敞、和順、江華の支石墓群 - (2000年)
- 済州の火山島と溶岩洞窟 - (2007年。自然遺産。)
- 朝鮮王陵(李朝の王墓群) - (2009年)
- 大韓民国の歴史的村落:河回と良洞 - (2010年)
以上が韓国にある世界遺産の一覧です。韓国で一番最初に世界遺産に登録されたのは「石窟庵と仏国寺」です。1995年に登録されました。
こちらの施設は、8世紀ごろ新羅の時代に建てられ、新羅美術の最高峰・集大成とも言われています。ちなみに前者の石窟庵は、東向きに作られていることから、日の出・月の出の名所としても有名になっています。
ソウルにある世界遺産
この中でソウルにあるものは「宗廟」と「昌徳宮」です。「華城」もソウルからバスですぐのところにあるのですが、今回はソウルの世界遺産と言うことで「宗廟」と「昌徳宮」をご紹介したいと思います。
宗廟
こちらは李氏朝鮮の王と王族を祀っている廟となります。毎年5月に全州李氏一族が集まる宗廟祭礼祭が有名でよく知られています。宗廟の敷地内にはあまり建物が多くはないのですが、木々で自然が豊富な広場では、ソウルに住んでいる方々が憩いの場として思い思いの時間を過ごしています。
昌徳宮
こちらはかつての李氏朝鮮の宮殿となります。正門にあたる敦化門は大韓民国最古の門として知られており、迫力があります。以前はガイド付きツアーの時間のみ見学することができましたが、今は自由に誰でも見学することができます。
ちなみに前述の宗廟との間に内部で連絡通路が設けられていますので、入場料はどちらかで払えば、両方の施設を見学することができます。
まとめ
以上、ソウル市内にある2つの世界遺産を取り上げてご紹介しました。ソウルというとショッピングやグルメなどが注目されがちですが、このような歴史的建造物もなかなか見応えがあり、観光の際にはおすすめです。
観光の場合は必要ないですが留学などで長期滞在する場合は、文化や歴史を知っておくと都合の良いことも多く、世界遺産に実際に足を運ぶことによって、韓国人の知人や友人らと話をする際の話の種にもなります。
日本人観光客に大人気の明洞からバスですぐのところにあり、立地も悪くないので、ぜひ時間を作って足を運んでみて下さい。