2級・1級
ハングル能力検定試験の2級・1級対策です。ここからは韓国語能力試験同様、すべての設問が韓国語での表記となります。1級には2次試験として面接もあるのでそちらの対策もしておきましょう。
2級
上級のレベルです。2級からはマークシートのみではなく、記述式の問題も出てきます。準2級との難易度の差がかなり大きく、準2級を高得点でパスした人でも2級でつまづくことが多くあります。韓国語能力試験の5級~6級に相当します。
2級にもハングル検定公式ガイドの合格トウミがありますが、合格トウミのリスト外からもちょくちょく出題されます。しかしながら、単語・ことわざ・慣用句がキレイにまとまっていて、さらにこのリストをメインとして問題が作成されているため、記憶は必須です。
このクラスを受験する方であればもうすでに年単位で韓国に住んでいたり留学していたり、というパターンが多いのではないでしょうか。
対策としては上で挙げた「合格トウミ」と「ハングル能力検定過去問題集」を中心に進めていくことをお勧めします。過去問をひたすら根気よく解いて自分の弱点を洗い出しましょう。
普段の生活でも韓国のニュースや新聞を読んだり、長めの日記をつけたり、と韓国語に毎日触れるようにしましょう。ニュースも新聞も経済情報や国際情報など難しい単語が登場するシーンを集中して見聞きするといいですね。
1級
超上級のレベルで、韓国語能力試験の最上級6級を持っている人でさえ合格にはかなりの時間と労力を要します。特に単語の難易度は極めて高く、抽象的な表現などもマスターしておくことが必要です。
ネイティブの韓国人が日常会話で絶対使わないようなお堅い単語もバンバン出題されます。1級を合格することができればネイティブとそん色のない韓国語能力があると言えます。
1次試験の対策は2級の対策と同様、とにかく難しい単語を覚えることと、過去問を解き続けることでしょう。また、韓国のニュースや新聞を見聞きして、自分の考察を論文風にまとめる、ということを繰り返すと韓国語のリテラシーがさらに高まること間違いなしです。
1次試験を無事合格すると2次試験の面接に進みます。だいたい15分くらいの面接で、複数の面接官と自分1人という形で進みます。簡単な自己紹介を済ませ、渡される紙に書かれた文章を音読します。
その後、読んだ文章に関連した質問を受けます。基本的にはこういう流れなのですが、1次試験に受かるほどの実力のある方であればだいたい大丈夫です。
おすすめ教材
●「ハングル」能力検定試験過去問題集 2級 準2級と2級の試験の難易度の差はかなりのものです。2級レベルになると、とにかく単語の数を増やすことと、過去問をたくさん解いて苦手分野をなくすことが重要になってきます。まずは過去問から取り組んでみてはいかがでしょうか。 |
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●「ハングル」能力検定試験過去問題集 1級 ハングル検定の最上位ランクの1級は韓国語能力試験の最上級保有者でも苦戦します。難易度の高い単語数が多いのが最大の特徴です。1次試験をパスできれば2次試験もたいてい合格できますから、過去問解いて1次試験対策を進めましょう。 |