北西部
イタリア北西部で最大の都市はミラノです。ファッションの流行の最先端を行く都市として、世界中で知られています。また、オリンピックが行われたトリノや、人気の保養地として知られているコモ湖などもあります。他のエリアと比べると、夏は心地よく過ごせますが、冬はかなり冷え込みますので、旅行の際には注意しましょう。
ミラノ
ミラノは、ミラノ県の県都およびロンバルディア州の州都で、首都ローマに次ぎ第2位の都市であるミラノは、北イタリアの商業・工業・金融の中心地です。流行の発信地としても知られており、多くの観光客が訪れています。
観光資源にも恵まれており、ミラノを象徴するドゥオモ(ミラノ大聖堂)や、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア、スフォルツェスコ城などが特に人気となっています。
みんなの感想(7件)
●●予想以上に都会なイメージを持ちました。町には至る所に服やさん、靴屋さんなどがあり、少し歩くだけでもずいぶん楽しめました。憧れのドゥオモの絵から見るミラノの町はとてもすばらしかったです。ただし広場には、ストリートチルドレンのような子供も多く、気をつけていないと物を盗られるので注意が必要です。
●●ドゥオモはミラノを代表する観光スポットです。135本の尖塔と2245体もの彫像で装飾されている威厳のある建物です。イタリア最大のゴシック建築としても知られています。建物の中にはとても綺麗なステンドグラスで彩られており、その美しさには息をのむほどです。
また、屋上からミラノを見渡すことができますので、ぜひ階段かエレベーターで上まで上ってみてください。尖塔や彫像も目の前に見ることができます。このドゥオモを起点として観光をするとわかりやすいのでオススメです。
●●ぜひミラノは行ってみたいですね。私はサッカーが好きなのでイタリアのサッカーを体感したいです。特にミラノには有名なチームが2つあります。日本代表の長友選手が所属するインテルとACミランです。この2つはミラノの誇りと伝統と言われています。いつか必ず行きたいと思います。
●●まさにこれぞイタリア!という印象を持ちます。ドゥオーモやスカラ座などの歴史ある建造物などが見られてさらにレオナルド・ダ・ヴィンチの名画「最後の晩餐」を代表とする歴史的芸術も多く見られると聞きます。
行ったことがないので、是非一度は行ってみたい名所ばかりでイタリアの中でも特に興味があります。他にも世界的サッカークラブACミランの本拠地でもあるのでサッカー好きな私にとっては憧れのような街です。
●●地元の人たちのお出かけスポット、運河の流れるナビーリオ地区紹介したいと思います。レストランが運河の両側に並んでいるオープンでテーブルで食事ができます。観光客が少なく地元の人が通う、おいしいレストランが集まっています。
●●ミラノはドゥオモやガレリア、スフォルツェスコ城など観光がありますが、地元の人たちのおしゃれスポット「コルソコモ地区」を紹介したいと思います。
コルソコモはおしゃれなブックストアーや雑貨ショップ、ギャラリーなどがあり隠れたおしゃれスポットです。日本のように新しい建物のおしゃれショップでなく古い建物に緑のツタが伸びてシックなエリアです。
●●ミラノのスカラ座は、パリのオペラ座やウィーンの国立オペラ座と並び、伝統を誇る世界屈指の歌劇場です。プッチーニの代表作である蝶々夫人やトゥーランドットなどのように、イタリアオペラを代表する数々の著名な歌劇の初演の舞台となりました。建物の外観は簡素で重厚な趣のあるな新古典主義様式で造られています。
あと、サッカーのACミランとインテル・ミラノという2つのビッグクラブも有名です。特にインテルはサッカー日本代表の長友選手が所属しているチームでもあり、よくスポーツニュースなどで取り上げられています。
トリノ
イタリア第4の都市で、人口90万人を抱えています。トリノ県の県庁所在地で、現全体で見ると人口は200万人を超えます。フランスに近接しているため、イタリア語のほか、フランス語も通じる場所が多いです。
かつては工業都市としてのイメージが強かったのですが、荒川静香さんがフィギュアスケートで金メダルを取ったトリノオリンピック以来、観光プロモーションにも力を入れており、観光客も増加傾向にあります。
みんなの感想(2件)
●●一般的には、やはり2006年の冬季オリンピックの開催された都市や自動車メーカー「フィアット」の本拠地と言ったイメージかと思います。でも、自転車が好きな私はジオスブルーで有名なジオス社がある街の印象が強いです。
自転車競技が盛んなヨーロッパでプロチームにもフレームを供給している有名なメーカーで、印象的なブルーはジオスを象徴する色でイタリア国内のペンキのサンプル色にもなっているほどです。自転車好きには憧れの色です。
以前のフレームには GIOS torino とスッと目に飛び込んでくるようにペイントされ、ツール・ド・フランスやジロ・デ・イタリヤなどの大舞台を疾駆する勇姿を伝える雑誌記事からトリノの都市名が否が応でも記憶に残ったものです。
●●トリノは「チョコレートの都」とも呼ばれるほど、チョコレートでも有名な街です。1678年に、イタリアで初代のチョコレート職人が認められて、一般の庶民にも広まったのがトリノからでした。街中には長い歴史を誇るチョコレート屋さんが軒を連ね、チョコレートショップめぐりにチョコパスというツアーもあるほどです。
日本ではオリンピックで覚えているという方も多いのではないでしょうか。冬のオリンピックで荒川静香さんが金メダルを獲得した場所です。もちろんオリンピック開催中ほどの熱気はありませんが、今でも多くの観光客が訪れています。
コモ湖
アルプス山の麓に広がるコモ湖は保養地、そして景勝地として有名です。古代ローマから知られており、ドゥオモも建っています。湖畔の邸宅「ヴィッラ・オルモ」では庭園の見学をすることもできます。
このエリアには数多くの高級ホテルや豪華な別荘が建っており、イタリア国内外から人が集まっています。湖の中央にはベッラージョと呼ばれている村があり、ラスベガスにあるホテルベッラージョはここに由来しています。
みんなの感想(2件)
●●コモはイタリア北部のスイスとの国境近くで、リゾート地で高級なイメージがあります。コモ湖でクルーズなど手軽にできてセレブの別荘や美しい山の風景などを眺めながらリフレッシュできます。ケーブルで山に上ってイタリア方面、スイス方面などの眺めも良いです。観光にもお勧めだと思います。
●●イタリアを旅する事があったなら、コモ湖に行ってみたいと思っています。コモ湖はイタリアの人たちの避暑地、高級リゾート地とされていて、スイスとの国境に近いので夏は涼しく過ごせるようなのです。また、コモ湖周辺では絹織物の産業が盛んで、コモの絹製品は最高級と言われています。
サン・レモ
地中海・リグーリア海岸に面する町で、1951年から毎年開催されているサンレモ音楽祭でも有名です。また、毎年10月から6月に開かれる花市はリビエラの風物詩としてよく知られています。
なお、日本のガイドブックやホームページでは「サン・レモ」 と表記されることがほとんどですが、正式には「サンレモ」もしくは「サンレーモ」です。知らなくても困ることはありませんが、トリビア的に補足しておきました。
ジェノヴァ
ジェノヴァ県の県庁所在地であるとともにリグーリア州の州都であり、人口60万人を抱えるイタリア有数の都市です。地中海に拠点を持つイタリアで最大の貿易港としても知られています。
町の随所に歴史を感じさせる建造物があり、2006年にはレ・ストラーデ・ヌオーヴェ(豪華な館・大邸宅群のために作られた道路)とパラッツィ・デイ・ロッリ(豪華な館・大邸宅群)が世界文化遺産に登録されました。
みんなの感想(1件)
●●イタリア北西部、地中海に臨む港湾都市で、ヨーロッパを代表とするリゾート地リビエラ海岸への拠点となっています。コロンブスの生誕の地としても知られ、コロンブスの家や洗礼を受けたサント・ステーファノ教会を訪れる人も多くいます。
ポルトフィーノ
ポルトフィーノは、ヨット、モーターボート、大型クルーザーなどが停泊する港町です。その町並みは、オレンジと薄オレンジ色の縞々の家がならび、港には様々な路上店が出ていています。美味しい船で移動したあとのイタリアの美味しいご飯、食べてみたいです。
みんなの感想(1件)
●●ジェノヴァ県ポルトフィーノにある「サン・ジョルジョ城」は、ナポレオンが遠征の際、基地として使われていた歴史を持っています。厳格なその洋裁姿は、港町の港付近にそびえたち、人々の海からの帰りを待ち、港町を守るかのようです。