映画
イタリアを舞台にした映画というとやはりオードリー・ヘップバーン主演の「ローマの休日」があまりに有名ですが、他にも様々な映画の舞台としてイタリアの都市が登場しています。そこでこちらではイタリアを舞台にしている映画をいくつかご紹介してみたいと思います。なお、上から古い順に時系列で並んでいます。
ローマの休日
オードリー・ヘプバーン主演の1953年に制作された映画です。ローマに行く前に見るという方も多いのではないかと思います。世界的に知られている名作で、作中ではスペイン広場、真実の口、フォロ・ロマーノ、サンタンジェロ城、トレヴィの泉、バルベリーニ宮殿などなど、ローマの観光名所が多数登場します。
ロミオとジュリエット
日本でも非常によく知られている同名の戯曲を映画化した作品です。何度か映画化されていますが、イタリアが舞台となっているのは、1968年のレナード・ホワイティングとオリヴィア・ハッセーが主演しているものです。この作品はイギリスとイタリアの合作となっていて、非常に高い評価を獲得しています。
ベニスに死す
1971年に公開されたイタリアとフランスの合作映画です。その名の通りベネチアが舞台となっていて、1912年に発表された同名の小説が原作となっています。リド島にある「ホテル・デ・バン」というリゾートホテルが撮影で使われました。
ハンニバル
2001年に公開されたホラー映画です。1991年に公開された「羊たちの沈黙」の続編に位置づけられています。1999年に発表された同名の小説を原作としていて、猟奇的なシーンが多くなっているため、日本では年齢制限が設けられました。地上波で放送された際もそれらのシーンはカットされました。主な舞台はフィレンツェです。
冷静と情熱のあいだ
辻仁成と江國香織による同名の恋愛小説を映画化した作品です。2001年に竹野内豊さん主演で映画が公開されました。フィレンツェとミラノが舞台となっていますが主に登場するのはフィレンツェのシーンです。ウフィッツィ美術館やアルノ川、サンタ・トリニタ橋などといった名所が登場します。
口コミ
●●10年以上前ですが、竹之内豊さん主演の「冷静と情熱のあいだ」という映画を見てから、ずっとフィレンツェに行きたいと思い続けています。が、未だ叶わずです。スクリーンで見た風景は、町全体が世界遺産の様でした。
風情ある建造物の数々は、色彩までレンガ色に統一されており、イタリア人の誇りと重厚な歴史を感じました。来年、長男が卒業旅行で訪れる予定です。私はフルムーンまでお預けです。残念。
●●フィレンツェといえば「冷静と情熱のあいだ」で竹野内豊とケリーチャンが登場した、あのドゥオーモのクーボラです。新婚旅行でイタリアのフィレンツェに行きました。ドゥオーモのクーポラは登るのはとても大変でしたが(階段がとにかく小さくて狭いです)、頂上からみたフィレンツェの町並みは最高でした!
天使と悪魔
2009年に公開された映画です。同名の小説を原作としています。2006年のヒット映画『ダ・ヴィンチ・コード』の続編となり、主人公も主演も同じくトム・ハンクスです。こちらも前述のローマの休日と同様にローマが舞台となっています。
日本でも大旋風を巻き起こしたので、見たことがある方も多いかと思います。作中にはサン・ピエトロ大聖堂、サンタ・マリア・デラ・ヴィットリア教会、バルベリーニ広場、ナヴォーナ広場、サンタンジェロ城などが登場します。
アマルフィ 女神の報酬
2009年に公開された日本映画です。南イタリアのアマルフィという街が舞台となっていますが、その他にもローマのサンタンジェロ城、スペイン広場、共和国広場や、ナポリのカゼルタ宮殿などといった観光名所が登場しています。
テルマエ・ロマエ
2012年4月に公開された日本の映画です。同名の漫画を映画化した作品となっています。古代ローマの公衆浴場と、現代の日本の銭湯との間をタイムスリップするという面白いストーリーで、阿部寛さんや上戸彩さんなどが出演しています。
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まとめ
以上、日本でも知名度の高い8作品をご紹介しました。いずれもイタリアの観光名所が多数登場する映画ですので、ぜひ旅行に行かれる前に一度見てみてください。そして旅行から帰ってきた後にもう一度見ると、また楽しむことができます。