北東部

イタリア北東部で最も知られている都市はベネチアです。「水の都」「アドリア海の女神」などといった別名を持っています。憧れの観光地としても良く名前が挙がっています。その他、ガリレオが教壇に立ち、ダンテやペトラルカも学んだことで有名なパドヴァや、「ロミオとジュリエット」の舞台となったヴェローナもあります。

ベネチア

ベネチアは、「水の都」や「アドリア海の女王」などといった別名を持つ、イタリア屈指の観光都市です。町の至る所に運河が走っており、水上タクシーや水上タクシーも利用することができます。ベニスやヴェニスと英語で呼ばれることもあります。

数多くの観光名所があるほか、「ベネチアとその潟」という登録名で、世界遺産に登録されている建築物も多く存在します。日本人観光客も多く、1度は訪れたい憧れの地にもよく挙がっています。

みんなの感想(10件)

●●水の都というだけあり、着いた時は息をのみました。行ったときは丁度フェスティバルの時期で、町中盛り上がっていました。まるで映画の中に自分が入ってしまったような気分になりました。

ボディペインティングの人に顔にペイントしてもらいましたが、英語がうまく話せないので、どうやらずいぶん高く取られたようです。レストランではイカスミのスパゲティを頼みましたが、濃くてとてもおいしかったです。

●●素晴らしいです。映画の世界というよりタイムスリップしたような気持ちになりました。夕方、船で川を進むと両側に広がる絵のような建築物、そして川から海へ繋がり...正面には水平線に沈んでいく夕日、オレンジ色にキラキラ輝く海、とても感動しました。

ご飯は海の幸のイカスミパスタやデザートのティラミスが美味しかったです。住民の方達も気さくで楽しい方ばかりで、おしゃべりして交流も楽しかったです。有名な仮面ですが、可愛いのに値段が安いお土産用仮面があったので沢山購入してしまいました。必ずもう一度訪れたい素敵な街です。

●●ベネチアはガラス細工でも有名です。こういった工芸品にもイタリアのデザインセンスの高さを感じます。ベネツィアは水に囲まれていますが特にムラーノ島にそのガラス工房が多く観光客が多く訪れています。お土産にできる比較的安いものから高級品まであり、見るだけでも楽しいものです。

●●「水の都ベニス」とも言われているベネチアですが、「迷路の都」といっても過言ではないぐらいに、うっかり細い路地に入ってしまうと迷子になること間違いなし!の街でもあります。

道には階段も多く、車は一台も走っていない為に交通手段はほぼ徒歩であります。(車の代わりとなるものがゴンドラなのでしょうね)たくさん歩くので、美味しいものをたらふく食べても大丈夫です!

●●ベネチアでは名物のゴンドラにも乗りました。ベネチアの水路はわりと狭くて、ゴンドラ同士がすれ違うのにちょうどぐらいの幅でした。残念なことに水はかなり汚かったです・・・ですが、ゴンドラに揺られながら普段味わうことのできない優雅な時間を楽しみことができて大変良かったです。ベネチアへ行った際はぜひお楽しみください。

●●ベネチアは私が行ったイタリアの都市の中で2番目に好きな都市です。とにかく建物が古めかしいのに可愛らしく、ディズニーシーがテーマとして取り入れたくなるのも解かる気がしました。どこからかジャズも聞こえてきたり、名産品のガラスも個性的。もう一度行きたいです!

●●シェイクスピア作ベニスの商人の舞台としても有名なヴェネツィアですが、運河や港など水の都としての美しい景観のイメージ。美術館などの芸術文化など魅力をあげると数限りなく出てくると思います。

観光に行ったならば、美術館だけではなく、建築物としてもキリスト教文化としても素晴らしいサンマルコ大聖堂、ドゥカーレ宮殿、マルコポーロの家など、一度は見ておきたい名所も満載。また、ヴェネツィアに行ったからには、運河でゴンドラにも乗ってみたいですよね。きっと、一日や二日では見て回れないでしょう。

●●運河が縦横に走る「水の都」ベネチアのサン・マルコ広場は、かつてナポレオンが「世界一美しい広場」と称しました。広場の正面にはビザンティン様式のサン・マルコ寺院があります。寺院の前に建つ高さ約98mの鐘楼は街のベネチアの街のシンボルです。どれも素晴らしいので、ぜひご覧になって下さい。

●●都市部に行けば、お城やベネチアの水都など、とても華やかな地域がきらびやかに存在しています。きらびやかな中にも、礼節を重んじる硬い建造物の雰囲気があり、絵画を描いている身としては、とても神聖な場所と感じています。

●●私がベネチアを訪れたのは丁度カーニバルの時期でしたので、街中が仮面舞踏会の雰囲気で溢れかえっていました。仮面をつけ仮装をした人たちが街に繰り出し、夜の街を歩いていました。

仮面なので表情が変わらず少し不気味な雰囲気でしたが、ベネチアの独特な夜を体験できて、とても心に残る旅になりました。ベネチアでは朝晩の気温によって街全体が霧に包まれることがあります。そんなときに仮面を付け仮装した人に出会うと、中世にタイムスリップしたような気分になります。

パドヴァ

前述のベネチアから40キロほど西に離れたところにある都市です。経済・通信のハブ地として知られています。1222年創立のパドヴァ大学でガリレオが教え、ダンテやペトラルカが学んだことも有名です。

聖パドヴァのアントニオの聖遺物を祀り、市で最も重要な教会であるサンタントーニオ・ダ・パードヴァ聖堂や、最終的にミケランジェロの設計で再建されたパドヴァのドゥオーモなどが主な見所です。

ヴェローナ

ヴェネト州ヴェローナ県の県庁所在地で、人口27万人の都市です。シェイクスピアの戯曲『ヴェローナの二紳士』『ロミオとジュリエット』の舞台としても有名で、多くのファンがこの地を訪れています。

「ヴェローナ市街」という登録名で世界遺産に登録されており、町の象徴である古代ローマ時代の円形競技場(アレーナ・ディ・ヴェローナ)や、ジュリエットの家などが観光名所となっています。

ヴィチェンツァ

ヴェネト州にある人口約11万人の都市です。イタリア屈指の芸術都市として知られており、ルネサンス期の建築家パッラーディオが手がけた美しい町並みで知られ、「パッラーディオの街」とも呼ばれています。

「ヴィチェンツァ市街とヴェネト地方のパッラーディオのヴィッラ」という登録名で世界遺産にも登録されており、バシリカ・パッラーディアーナやパラッツォ・バルバラーノ・ダ・ポルトなど多数の建築物で構成されています。

みんなの感想(1件)

●●ヴィチェンツァ県マロスティカには、ベネチアのシンボルでもある、翼を持つライオンの像が聳え立っています。翼と尻尾だけ黒く、広場の端のほうから人々を見、まるで何かの番犬のようでした。美しいオレンジの屋根の町の中心にあるその広場には、人々が行き交い、人々がライオンを見送っています。

トレント

トレンティーノ=アルト・アディジェ州の州都で前述のヴェローナから100キロほど北上したところにあります。イタリアとドイツの双方のルネサンスの雰囲気を持ったユニークな町としても知られています。

市街地は比較的小さいですが、見所として、ローマ帝国末期のバシリカの上に建てられたドゥオモや、そのそばにあってネプチューンの泉があるドゥオモ広場、ルネサンス=ゴシック様式のサンタ・マリア・マッジョーレ教会などが挙げられます。