蘇州

江蘇省の南東部に位置し、上海市と接している街です。街のあちらこちらに水路が走っており、水の都とも称されています。また、その風景の美しさから東洋のベニスと呼ばれることもあります。観光の目玉は数多くある庭園です。

見どころ

留園(りゅうえん) 中国四大名園かつ、蘇州四大名園のひとつとして数えられている庭園です。1500年代に造園が始まったと言われており、現在に至るまで何回か改築されています。蘇州の観光には欠かせません。
獅子林(ししりん) 1342年に造園された蘇州四大名園の一つです。太湖石が随所にあり、その石の形が獅子に似ていたことから名付けられました。
拙政園(せっせいえん) 16世紀初頭頃に造園された蘇州四大名園の一つです。東園・中園・西園の3つの部分に分けられており、その総面積は蘇州四大名園で最大となります。
滄浪亭(そうろうてい) 956年に造園された蘇州最古の庭園です。歴史が長く、シンプルな作りであることが逆に特徴になっています。
寒山寺(かんざんじ) 500年代に建設された歴史あるお寺です。建設された当初は妙利普妙塔院と呼ばれていましたが、600年代に現在の名前に改名されました。
網師園(もうしえん) 南宋代に建てられた建物を、清代に再建してできた屋敷です。清代の官僚邸宅の様子を知れます。
盤門(ばんもん) 紀元前514年に作られ、その後1351年に再建された城門です。かつては全部で8つありましたが、現存するものはこちらのみとなってしまいました。
虎丘(こきゅう) 東洋の斜塔がそびえ立っているとして知られている陵です。その塔の名は雲巌寺塔。961年に建設されましたが、地盤沈下により3.5度傾いています。
西園(せいえん) 前述の留園の西にある戒憧律寺と、併設されている西花園を総称して西園といいます。羅漢堂に安置されている金色の羅漢像500体が有名です。
北塔報恩寺
(ほくとうほうおんじ)
三国時代に建てられた報恩寺の中には、高さ76メートルに及ぶ巨大な塔があります。この塔は修復を繰り返し、街のシンボル的存在となっています。
怡園(いえん) 比較的小さなこぢんまりとした庭園です。夜には中国茶や民族音楽の公演を楽しめます。
双塔 高さ30メートル7層からなる塔が2つ並んでいるため双塔と名付けられました。今から1000年以上も前に建設されたと言われています。
玄妙観 中国三大木造建築の一つに数えられている道教寺院です。宋代の建築様式を忠実に守っています。

ホテル・宿泊施設

シャングリラホテル蘇州 2006年にオープンした50階建ての高級ホテルです。ロビーのみならず、客室も広々としており、落ち着いた滞在ができます。
シェラトン蘇州ホテル&タワーズ 盤門のすぐ近くにある高級ホテルです。眺めの良いレストランやラウンジなど施設が充実しています。