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広西チワン族自治区

広西チワン族自治区は、中国最大の少数民族であるチワン族の原住地です。この自治区の首府で亜熱帯地域に属している「南寧」と、カルスト地形が生み出した絵のように美しい風景で世界中の観光客から人気を集めている「桂林」が主な観光地です。

南寧の見どころ

南湖公園(なんここうえん) 南寧の南東にある広い公園です。公園には93万平方メートルの大きな湖があり、周辺を地元民が散歩やジョギングをしています。また、湖沿いに亜熱帯植物が植えられており、美しい景観を生み出しています。
楊美古鎮(ようびこちん) 南寧から西に35キロほど離れた場所にある古鎮です。1000年以上の長い歴史のある村で、明代や清代に建築された民家が今なお残っています。
広西チワン族自治区博物館 その名の通り、広西チワン族自治区の歴史と文化を学ぶことができる博物館です。

館内にも様々な展示物がありますが、屋外エリアにはチワン族を始め、ヤオ族・ミャオ族・毛南族などといった少数民族の民家が再現されています。

南寧のホテル・宿泊施設

南寧飯店 1952年に開業した南寧で最も歴史の長いホテルです。立地が良く、ホテル周辺には数多くのショッピング施設があるため、とても便利に使えます。
ヨウ江賓館 繁華街の近くにあるこちらも立地の良いホテルです。夜になると周辺には屋台も並びます。
明園新都酒店 南寧でも屈指の高級ホテルです。フィットネスセンターやプール・サウナなど施設が充実しています。

桂林の見どころ

漓江下り(りこうくだり) 桂林の観光の目玉でもある漓江下りです。桂林を南北に流れている漓江を5時間ほどかけてクルージングします。数多くの風景や変わった地形などを見ることができるほか、船内では食事もでます。
独秀峰(どくしゅうほう) 市の中心部にあつ山です。若干急ではありますが、階段を上って頂上まで行くと、桂林の街を一望することができます。
伏波山(ふくはさん) ひとつうえの独秀峰の東にある岩山です。全体が公園になっているので、そこで休憩することもできますし、岩山に登って、街を見渡すこともできます。
畳彩山(じょうさいざん) 同名の畳彩公園内にある山です。四望山・白鶴峰を始めとした全部で4つの山と峰から構成されています。絶景を楽しめる景勝地として知られています。
蘆笛岩(ろてきがん) 桂林最大の鍾乳洞です。ライトアップされた水晶宮などは必見です。実際に各国から訪れる国賓やVIPも桂林に来ると必ずここに立ち寄るそうです。
両江四湖(りょうこうしこ) 両江は「漓江と桃花江」を、四湖は「榕湖・桂湖・杉湖・木龍湖」を指しています。この両江四湖ではクルージングを楽しむことができます。

特に人気なのがナイトクルーズで、ライトアップされた美しい夜景を存分に楽しむことができます。
象山公園(ぞうざんこうえん) 前述の漓江と桃花江の合流したところにある公園です。象が水を飲んでいるように見える象鼻山をバックに記念撮影をする観光客が多いです。
七星公園(しちせいこうえん) 桂林で最大級の公園です。園内には動物園や石碑などがあります。とにかく広いので、園内を全て回ろうとすると1日かかってしまうこともあります。
陽朔(ようさく) 桂林から約70キロほど南に下った場所にあるこぢんまりとした街です。前述の漓江下りのゴール地点で、かつては外国人が多く住んでいたことから、ホテルやレストランなどで英語の文字が目立ちます。
龍勝(りゅうしょう) 桂林から90キロほど離れた場所にある少数民族が暮らしているエリアです。交通の便があまり良くないので、車をチャーターしたり、オプションツアーで参加することをおすすめします。

桂林のホテル・宿泊施設

シェラトン桂林ホテル 日本でもお馴染みの高級ホテルチェーン「シェラトン」が運営しているホテルです。漓江の西側にあり、眺めの良い部屋が多いのが特徴です。
桂林帝苑酒店 歴史のあるホテルで、外から見ると若干古くさい感じがしますが、中はリニューアルされており、とても綺麗です。桂林でも有名な高級ホテルです。
桂林漓江大瀑布飯店 桂林でも最大級の大きさを誇る高級ホテルです。繁華街まで徒歩で行ける立地の良さと、客室からの眺めの良さに定評があり、人気を博しています。
桂林賓館 四湖のひとつである「榕湖」に面して建っているホテルです。客室では無料のインターネット接続ができ、ビジネス客の利用も多くなっています。
桂林大酒店 漓江の東側に建っている高級ホテルです。2007年に大きな改修が行われ、生まれ変わりました。アスレチックジムやボーリング場なども入っています。