北京

中国の首都である北京には数々の観光名所が存在します。実際の統計などをチェックしたわけではないのですが、北京オリンピック以降、観光客の数も増加し続けているのではないかと思います。歴史的建造物もあれば人気のレジャー施設もあり、観光名所も豊富です。こちらではそんな北京の旅行情報をご紹介します。

見どころ

故宮(こきゅう) 紫禁城(しきんじょう)とも呼ばれることがある、明清朝の旧王宮です。明・清の歴代皇帝と皇后が暮らした歴史的建造物で、現在は故宮博物院として一般に公開されています。

中国の観光名所の写真としてよく使われるほど有名な屈指の観光名所で、観光に北京に訪れた際には欠かすことのできない名所として、多くの方々が訪れています。

中国の北京市と瀋陽市、台湾の台北市にそれぞれ存在していますが、北京のものは「北京と瀋陽の明・清王朝皇宮」の一つとして1987年にユネスコの世界遺産にも登録されています。

故宮全体は縦長の長方形のような形をしており、総面積は72万平方メートルもあります。90万点以上の文化財を収蔵しているとても大きな博物館となっています。

ですので、全て見て回るには時間がかかりすぎてしまいますから、事前にネットなどで見て回りたいエリアを決めておくことをおすすめします。
天安門 国象に描かれている中国を代表するスポットです。かつては前述の故宮の正門であった大きな門です。1949年に毛沢東が天安門の楼閣から中華人民共和国の成立を宣言した場所として非常に有名です。

そのため、中央の通路のすぐ上には毛沢東の大きな肖像画が掲げられています。なお1988年からは有料で一般公開されており、誰でも楼上からの景色を楽しむことができます。
天安門広場 こちらは天安門に隣接している大きな広場です。南北に880メートル、東西に300メートル、総面積44万平方メートルという広さを誇ります。世界最大の広場として知られており、最大で50万人を収容することができるそうです。

外国人観光客が必ず訪れると言っていいほどの観光名所として知られているほか、市民による政治運動の中心地としても有名です。
中国国家博物館 天安門広場の東側に建っている博物館で、かつては「中国歴史博物館」と「中国革命博物館」というそれぞれ別の博物館が存在していました。

これらを合併して一つの博物館となったのが中国国家博物館なのです。もともと2つだった博物館を合併したので、収蔵品の数も60万点以上とかなりの規模になっています。

中国の古代から近代に至る資料や物が中心ですが、日本やイタリア・イギリスなどの博物館から借りた各国の国宝級の展示も存在します。
頤和園(いわえん) 北京で最大の規模を誇る皇族の庭園です。1750年に当時の皇后の還暦を祝って造営が始まりました。

その後、数々の戦などにより一部が破損しましたが、修復されています。1998年には世界遺産に登録されており、中国を代表する庭園となりました。
景山公園(けいざんこうえん) 前述の故宮の北にある広い公園です。総敷地面積は約23万平方キロメートルです。景山の頂上からは故宮を遺著某することができ、人気となっています。
天壇(てんだん) 1420年に明の永楽帝が建立したとされる中国最大の祭壇です。北京の南部に位置しており、総面積は約273万平方メートルを誇ります。

緑も豊かで落ち着いた時間を過ごすこともできます。1998年には世界遺産に登録され、北京屈指の名所となりました。
円明園 清の時代に作られた離宮の跡地です。150年近くかけて建造されましたが、アヘン戦争などにより、破壊されてしまい、今は廃墟のような状態です。
北海公園 1000年以上前に作られた庭園です。世界最古の庭園としても知られています。総面積は約70万平方メートルと広々としています。
正陽門 毛主席紀念堂の南側の城門です。1420年に作られ、高さは42メートルもあります。多くの歴史ある城門が時間と共に破壊されてしまいましたが、その中でも壊されずに保存されてきた貴重な城門です。
雍和宮(ようわきゅう) 清代に開かれたチベット仏教のお寺です。北京では最大のチベット仏教寺院として知られています。
鐘楼・鼓楼
(しょうろう・ころう)
鐘楼は1420年に、鼓楼は1272年に作られた時計台です。前者は一度火災で焼失した後に再建され、現在の姿になりました。後者では毎日太鼓のショーを開催しており、無料で見ることができます。
人民大会堂 前述の天安門広場の西に位置する建造物です。日本で言う国会議事堂に当たる役割を担っています。全部で300以上もの部屋があるほか、1万人以上を収容することができる会議室もあります。
中山公園 孫文(孫中山)の彫刻やゆかりのある様々な展示品が並べられている中山堂を始めとした、様々な建築物のある公園です。

1925年に孫文が逝去した際には、一時的に中山堂に彼の遺体が安置されていました。
北京動物園 愛くるしいジャイアントパンダを見ることができる動物園です。総敷地面積約50万平方メートルを誇り、中国でも最大級の動物園となっています。

敷地内には水族館も併設されており、こちらでは500種類以上の水の生き物を見ることができます。
北京中華民族園 中国の少数民族を紹介しているテーマパークのような博物館です。様々な少数民族の民家を再現し、暮らしを垣間見ることができます。
孔廟(こうびょう) 1302年に完成した孔子を祀っている廟です。敷地全体で2万2千平方メートルを有しており、中国各地にある孔廟の中でも最大級のものとなります。
地壇公園(ちだんこうえん) 古都北京五壇のひとつに数えられている地の神を祀っている祭壇です。園内は正方形に作られており、中には数々の大木が生い茂っています。
白雲観(はくうんかん) 今から1300年近く前に建てられたと言われている道教全真派の道観です。1706年に改修され、現在の姿になりました。
大観園(だいかんえん) 1989年に作られた比較的新しい庭園です。中国で人気の古典小説の世界を再現して作られました。
大鐘寺(だいしょうじ) 明の時代に作られた大きな鐘があることから、この名前が付けられました。

高さ6メートル以上、直径3メートル以上のこの鐘は世界最大の鐘としても知られています。この鐘以外にも多数の鐘がここにあります。
妙応寺(みょうおうじ) 別名白塔寺。チベット式の建築様式を取り入れており、白くて綺麗な塔を眺めることができます。
中国人民革命軍事博物館 「軍事博物館」の名の通り、日本製や旧ソ連製の戦車や戦闘機・爆弾・マシンガンなどを展示している博物館です。日本製の兵器コレクションはかなり貴重であると言われています。
万里の長城 約8800キロにも渡る長い城壁です。東端は遼寧省虎山から、西端は甘粛省嘉峪関まで至ります。

北からの異民族侵入を防ぐために作られたと言われています。2009年3月までは約6300キロの長さを誇ると発表されていましたが、新しい発表で8800キロに修正されました。

また、かつては宇宙から肉眼で見ることができる唯一の建造物と言われていましたが、宇宙飛行士らが肉眼で確認することはできませんでした。
明十三陵
(みんじゅうさんりょう)
北京から北西に約50キロほど離れた場所にある明代皇帝の陵墓群です。中国に現存する陵墓群としては最大の規模を誇っており、2003年にはユネスコの世界遺産にも登録されています。
川底下村(せんていかそん) こちらも北京から西の方角に約90キロほど進んだところにある村です。明や清の時代の建築物が多数残っており、歴史と由緒あふれる村となっています。
周口店猿人遺址
(しゅうこうてんえんじんいし)
北京から西南に車を1時間ほど走らせた場所にある遺跡です。ここであの北京原人の頭蓋骨の化石が発見され、考古学史上最大の発見ともされました。

歴史的価値がとても高く、1987年には世界遺産にも登録されています。

ホテル・宿泊施設

ホテル・ニッコー新世紀北京 日本人スタッフ、もしくは日本語の話せるスタッフが常駐している日系の高級ホテルです。客室のテレビではNHKも見ることができます。

日本食レストランも入っており、日本人観光客に人気のホテルです。
グランドハイアット北京 北京を代表するとても大きなショッピングモール「東方広場」に隣接している高級ホテルです。観光もショッピングも思う存分楽しむことができます。
ヒルトン北京ホテル 日本でもお馴染みの高級ホテルチェーン「ヒルトン」です。本館と新館の2つのビルから構成されており、日本語スタッフも常駐しています。
シャングリラホテル北京 中国の大都市のほとんどにホテルを展開している有名な高級ホテルです。500以上の客室があり、各種サービスや施設も充実しています。
北京飯店 1900年に創業した北京で最も歴史のある老舗高級ホテルです。天安門からも近く、なにかと便利です。