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通訳案内士試験

通訳案内士とは、日本国内で外国人相手に通訳案内業に従事するための国家資格です。通訳案内士になるためには、国際観光振興機構が毎年実施する、通訳案内士試験を受験して合格する必要があります。

この試験に合格し、都道府県知事から通訳ガイドの免許を交付されれば、フリーあるいは団体に所属して、通訳案内士としての業務を正式に行うことができるのです。

概要

名称 通訳案内士試験(通訳ガイド試験)
主催 国際観光振興会(JNTO)
開始年 2006年に開始
実施国 日本・韓国・中国
評価基準
試験内容 1次筆記、1次合格者のみ2次口述。
所要時間
受験料 8,700円
公式サイト http://www.jnto.go.jp/jpn/interpreter_guide_exams/

対策と勉強法

語学力だけでなく、通訳案内士としての資質も吟味され合否判定が出ます。非常に難易度の高い試験で合格率は1割前後です。専門とする外国語に秀でているだけではなく、日本という国についても歴史、経済、文化などについて深い知識を有していることが必要です。

中国語力を判定する筆記試験も、中国語検定のような一般の語学試験と異なり、通訳案内士として求められる内容の単語などが多く盛り込まれた文章が出ます。

中国語の勉強だけでなく、日本を外国人に正しく紹介し理解してもらうための知識を身につける必要もあるので、地理や歴史など日本に関する知識も試験対策に組み込むようにしましょう。

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