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中国語コミュニケーション能力検定

中国語コミュニケーション能力検定とは、中国語による実用的なコミュニケーション能力を測定するための検定試験のことです。中国語の専門家や中国とビジネスをしている日本の大手企業を中心に開発されました。コミュニケーションに重点を置いているため、高度な知識や専門的な知識などはあまり必要となりません。

ちなみに、TECCとはTest of communicative Chineseの略称です。

概要

名称 中国語コミュニケーション能力検定(TECC)
主催 中国語コミュニケーション協会
開始年 1998年に開始
実施国 日本・中国
評価基準 1000点満点のスコア表示方式 点数によりA~Fのレベル判定
試験内容 筆記・聞き取りの2分野。
所要時間 80分
受験料 6,300円
公式サイト http://www.tecc.jpn.com/

対策と勉強法

高度な知識や専門的な表現ではなく、実際的な日常的会話能力が問われる試験です。TOEICのビジネス色が薄くなった感じに近いですね。試験は一種類、リスニング問題とリーディング問題の2部構成で出題されます。

社会で活かせる生きた中国語を扱う能力が問われるため、テキストに載っていないけれどネイティブの人がよく使う表現や言い回しなどが出題されます。ですから、対策としてはいかに中国語の日常会話に慣れ親しむかがポイントになってきます。ニュースや新聞ではなく、ドラマ・映画・小説などで勉強を進めていくといいでしょう。

中国語コミュニケーション能力検定の開発に協力したり、協賛したりしている企業も多いので、高スコアを取得することで、就職や転職の際に実力を企業にアピールすることができます。

おすすめ教材

口が覚える中国語 スピーキング体得トレーニング (CD2枚付) 口が覚える中国語 スピーキング体得トレーニング (CD2枚付)

テキストに載っていないけれどネイティブの人がよく使う表現・言い回しなどが出題されるTECCにはぴったりの教科書です。試験対策だけではなく、日常会話の上達にもピッタリです。
起きてから寝るまで中国語成語表現―身の回りのことを成語で言ってみよう! 起きてから寝るまで中国語成語表現―身の回りのことを成語で言ってみよう!

こちらもネイティブの人がよく使う表現・言い回しなどを重点的に学ぶことができます。