アミューズメント
フランスの首都パリのアミューズメントとしてよく知られているのがバレエ・オペラ・ナイトショーです。バレエとオペラは観光名所としても名高い「オペラ・ガルニエ」や「オペラ・バスティーユ」で見ることができます。
そして残ったナイトショーですが、パリには一流キャバレーがいくつか存在し、そこで歌やダンスやフレンチカンカンなどを織り交ぜたショーを見ることができます。フランスの文化を味わうこともできますので、ぜひ足を運んでみて下さい。
自分で予約して行くこともできますし、ナイトショーを鑑賞するツアーも催行されていますので、そちらを利用するという手もあります。
オペラ・ガルニエ
世界で最も美しいと称されている「オペラ座」の愛称でお馴染みの歌劇場です。外観・内装ともにネオ・バロック様式で作られており、非常に豪華な装飾が至る所に施されています。パリ・オペラ座バレエ団の公演を中心に上演されており、トップダンサーらによるバレエを楽しむことができます。
オペラ・ガルニエには2167もの座席がありますが、建築された当時は社交の場としての役割が主であったため、全ての席から舞台の見やすさを考慮して設計されたわけではありません。そのため、安い席からだと舞台をほとんど見れないこともあるので注意しましょう。
オペラ・バスティーユ
フランス革命200年を記念し、オペラ・ガルニエの完成から約100年後の1989年に完成した歌劇場です。オペラおよびバレエ・管弦楽の公演が行われています。ガラス張りのモダニズム様式の建物は、ウルグアイ系カナダ人の建築家カルロス・オットーによる設計です。
地上7階地下6階建てで、2703席の座席を持ち、ハイテク設備と最高級の音響を備えています。こちらはオペラ・ガルニエと異なり、最も安い席からでもちゃんと舞台が見えるようになっています。ただ、オペラ・ガルニエよりもチケット料金は比較的高めに設定されています。
ムーラン・ルージュ
モンマルトルの丘にある世界で最も有名なキャバレーです。ムーラン・ルージュとはフランス語で「赤い風車」という意味で、実際に建物の屋根の上に赤い風車が設置されています。1889年創業の老舗キャバレーとしても知られており、歌やダンス、フレンチ・カンカン、大道芸などから構成されるショーを見て楽しむことができます。
ニコール・キッドマン、ユアン・マクレガーが主演し話題となった同名の映画「ムーラン・ルージュ」はここを舞台としています。
シネアクア
シャイヨー宮の下に広がる広場「トロカデロ庭園」にある水族館です。約3,500平方メートルの館内に40以上もの水槽が設置されているほか、映画館として10のスクリーンを持ち、アニメーション映画や海に関する映像作品などを見ることができます。
ディズニーランド・リゾート・パリ
パリ近郊の都市マルヌ＝ラ＝ヴァレにあるディズニーランド・リゾート・パリは、ディズニーランド・パリを中心とした総合リゾート施設です。ディズニーランド・パリは東京ディズニーランドの次にオープンしたディズニーパークで、1992年にオープンしました。
東京ディズニーランドでお馴染みのアトラクションも多く、例えば「ビッグサンダー・マウンテン」や「イッツ・ア・スモールワールド」などが挙げられます。パリからは高速郊外鉄道RERかTGVのLGV東連絡線で行くことができます。ディズニーファンの方には特におすすめです。
日本で何回もディズニーランドに行ったことがあるという方でも、他の国のパークはまた雰囲気が違いますので、もし旅程に余裕があるのであれば、足を伸ばしてみて下さい。フランスのディズニーマジックを体験することができます。
サッカー
フランスはサッカーの強い国としても知られていますが、そんなフランスのプロサッカーリーグを「リーグ・アン」といいます。パリに本拠地を構えているチームは「パリ・サンジェルマンFC」です。ホームスタジアムはパリ16区にある「パルク・デ・プランス」となっています。
もともとは自転車競技のための施設として建てられた「パルク・デ・プランス」ではパリ・サンジェルマンFCのサッカーの試合を見ることができます。アクセスも優れていて、パリの中心部からは地下鉄9番線に乗っていくと便利です。