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フランスの首都パリには毎年多くの外国人観光客が訪れています。日本人も例外ではなく、特に女性から高い人気を誇るパリは、イタリアの人気都市であるベネチアなどと並んで、憧れの地と称されることが多いです。そんなパリの中でも、特におすすめの観光スポットをまとめてみました。
世界遺産
フランスの首都パリは「パリのセーヌ河岸」という登録名で、幅広いエリア、数多くの施設が世界遺産として登録されています。エッフェル塔やシャンゼリゼ通りやルーヴル美術館など、パリを代表する観光名所が揃っています。
- マレ地区
- パリ市庁舎
- ルーヴル宮殿(ルーヴル美術館)
- カルーゼルの凱旋門
- チュイルリー庭園
- コンコルド広場
- マドレーヌ寺院
- シャンゼリゼ通り
- グラン・パレ、プティ・パレ
- シャイヨー宮
- オルセー美術館
- ブルボン宮殿
- アンヴァリッド
- シャン・ド・マルス公園
- 陸軍士官学校(エコール・ミリテール)
- エッフェル塔
- ノートルダム大聖堂
- パレ・ド・ジュスティス(裁判所)
- サント・シャペル
- コンシェルジュリー
- ランベール邸、ローザン邸
- サン・ルイ・アン・リル教会
- ポンヌフ
- アレクサンドル3世橋
以上が「パリのセーヌ河岸」に含まれている建築物や施設の一覧となります。各項目について「世界遺産」のページで詳しくご紹介していますので、こちらのページも併せて参考になさってみて下さい。
エトワール凱旋門
パリにはエトワール凱旋門とカルーゼル凱旋門がありますが、一般的に「凱旋門」と言った場合にはこちらの凱旋門を指します。パリの象徴的な建造物の一つで、シャルル・ド・ゴール広場に建っています。
この凱旋門を中心に12本の通りが放射状に延びており、世界遺産にも含まれているシャンゼリゼ通りもその12本の内の1つです。
アウステルリッツの戦いに勝利した記念として、1806年にナポレオンの命によって建設が開始され、30年後の1836年に完成しました。残念ながら完成時には既にナポレオンはこの世を去ってしまっていましたが、1840年にパリに改葬された時にこの門をくぐりました。
オペラ・ガルニエ
オペラ・ガルニエは通称「オペラ座」として知られているフランスを代表する歌劇場です。外観・内装が非常に豪華で、世界中の数ある歌劇場と比較しても、その豪華さはトップクラスに位置します。
入り口の大階段はモザイク装飾の天井や大理石に覆われており、もはや歌劇場というよりも王族・貴族の宮殿のような雰囲気を感じさせます。
ミュージカルでも有名な小説『オペラ座の怪人』の舞台として知られ、地下の水槽やシャンデリア落下事件など、実際に起こった史実もストーリーに組み込まれています。なお、1989年には新しいオペラ劇場としてオペラ・バスティーユが完成したため、オペラ・ガルニエはバレエを中心に上演する劇場となりました。
国立近代美術館
セーヌ川右岸にある総合文化施設「ジョルジュ・ポンピドゥ国立美術文化センター」の5階~7階を占めている美術館です。ルーヴル美術館・オルセー美術館と並んでパリ三大美術館の一つに数えられています。
20世紀初頭から現在までの美術作品を主に展示しており、ルーヴル美術館(古代~中世)→オルセー美術館(近代)→国立近代美術館(現代)と美術史を辿るようにして構成されているのが特徴です。
ピカソを中心としたキュビスムの画家らや、ダリを中心としたシュールレアリスムの画家らなど、世界的に知られている知名度の高い芸術家らの傑作名作を見ることができます。
サクレ・クール大聖堂
モンマルトルの丘の上に建っている白く輝く外観が非常に美しい、ロマネスク様式・ビザンティン様式のバジリカ大聖堂です。エッフェル塔と同様にサクレ・クール大聖堂からもパリの街を見通すことができます。日本でもよく知られており、多くの日本人観光客がこの地に足を運んでいます。
1870年に教会の建設が決定され、着工したのが1876年、完成したのは1919年です。1944年に爆撃によって被害を受けますが、その後修復されました。現地のオプショナルツアーなどでも必ず取り上げられていますので、ツアーに参加するのもおすすめです。
モンマルトルの丘
パリの北側にある丘を「モンマルトルの丘」といいます。ここには白い外観がとても綺麗なサクレ・クール聖堂が建っています。丘の上に建っているので、聖堂からはパリの街を遠く見渡すことができ、人気のスポットとなっています。