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カンナレージョ地区

カンナレージョ地区の観光名所をご紹介しています。他のエリアと比較すると、観光スポットの数は少ないですが、見所は多いです。特に最初に登場するカ・ドーロはベネチアを訪れたなら必ず立ち寄っていきたい名所として有名です。

カ・ドーロ
(フランケッティ博物館)
マンテーニャの『聖セバスティアヌス』が所蔵されていることでも知られている美術館です。

建物は1420年に完成し、ベネチアン・ゴシックの最高傑作と評されています。当時は宮殿として使われていました。

「カ・ドーロ」という別名でもよく知られており、これは「黄金の館」という意味の言葉です。かつてファザードが金箔で装飾されていたことから由来しています。
マドンナ・デッロルト教会 14世紀に建てられた後、15世紀に大きく改修され現在の姿となった教会です。教会の内部にはティントレット作の芸術作品が数多く残されています。

もとは聖クリストフォルスに捧げられた教会でしたが、付近の菜園から奇跡の聖母子像が発見され、新たに聖母マリアに捧げられるようになりました。
ゲットー 1500年代のユダヤ人居住区です。ベネチア共和国政府がユダヤ人をこのエリアに住ませました。ユダヤ教の礼拝堂やユダヤ教関連のショップなどが点在しています。
エブライコ博物館 ユダヤ教やユダヤ人の歴史と文化を学ぶことができる博物館です。ひとつ上の項目でご紹介している、かつてユダヤ人居住区だったゲットーにあります。
サンタ・マリア・アッスンタ・アイ・ジェズイーティ教会 1700年代初頭に創建されたイエズス会の教会です。イエズス会の母体であるローマのジェズ教会をモデルに作られています。重厚感のあるファザードが立派です。

建物自体はドメニコ・ロッシによって設計され、建物内部にはティントレットやティツィアーノの作品を見ることができます。

ちなみに壁面の作品のほとんどはパルマ・イル・ジョーバネの手によって作成されました。
ジャンニ・バッソ・スタンパトーレ 昔ながらの伝統的な印刷技術を受け継いでいる印刷工房です。100年以上前の貴重な版木を使い、19世紀の印刷機で印刷をしてできた封筒や名刺には味わいがあります。ユニークなのでお土産にもおすすめです。
ド・マギ 現代風にアレンジされたベネチアン・グラスを扱っているお店です。アクセサリーや小物も多数取り扱っており、女性からの人気もとても高くなっています。

< コメント >
こちらのページではカンナレージョ地区にある様々な見どころをご紹介させて頂きました。冒頭の通り、他のエリアと比較すると見どころは少なめではありますが、1番上でご紹介したカ・ドーロ(フランケッティ博物館)は必見です。