カステッロ地区

カステッロ地区の観光名所をご紹介しています。他のエリアと異なり、世界遺産に登録されているような建築物はありませんが、どの建物も非常に良くできています。海好きな方には海洋歴史博物館もオススメです。

サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ教会 1246年に建築が始まり、1430年に完成したドメニコ派の教会です。建物の中には様々な絵画を始め、歴代総督の墓や記念碑が建っています。

教会前に建っている彫像「コレオーニの騎馬像」はルネサンスを代表する彫像として有名です。
サンタ・マリア・フォルモーザ教会 7世紀に創建された後、12世紀に改築され、更に1492年に建築家のマウロ・コドゥッチの手によって再建された初期ルネッサンスの教会です。

1500年代と1600年代に2つのファザードが追加で建設され、現在の姿となりました。
サン・ザッカリア教会 9世紀に最初に建てられた後、15世紀にゴシック様式に改築されて現在の姿となった教会です。ゴシックとルネサンスが融合してできたデザインは見事です。
サン・ジョルジョ・デリ・スキアヴォーニ信徒会 アドリア海の沿岸ダルマチア地方の出身者による信徒会で、この建物ができたのは1451年です。正式名称は「ダルマタ・デリ・サンティ・ジョルジョ・エ・トリフォン信徒会」です。
海洋歴史博物館 ベネチア共和国時代の船とイタリアの海軍に関する事柄を学ぶことができる博物館です。展示物にはイタリア語の他、英語の解説も付いています。
サン・ピエトロ・ディ・カステッロ教会 かつてベネチアの大聖堂であった7世紀に建てられた教会です。今でこそ大聖堂は「サン・マルコ大聖堂」ですが、1451年から1807年には大司教座の置かれていました。
サンタ・マリア・デイ・ミラーコリ教会 1488年に建築家ピエトロ・ロンバルドの手によって建築された教会です。半円形の屋根が特徴的です。初期ベネチア・ルネサンスの傑作とも評されています。

館内にはロンバルド親子の彫像「大天使ガブリエル」などがあります。
サン・マルコ信徒会 ベネチア独特の慈善組織「スクオーラ」の建物の一つで、1490年に完成したと言われています。外壁には大理石と遠近法を使っただまし絵が描かれています。現在、この建物は市民病院として使われています。
アンティクレア・アンティクアリアート 1850年~1950年代にムラーノ島で作られた貴重なアンティークビーズを扱っているお店です。店内には様々な柄・デザインをしたビーズがたくさんあります。
パピエ・マシェ 紙や皮・石膏などを用いてできたベネチアンアートの工芸品展です。お馴染みの仮面も多数取り扱っています。
バルビエリ 高品質なスカーフやマフラーを扱っているお店です。バーバリーやアルマーニと同じ工場で作られています。

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カステッロ地区の見どころやおすすめのショップをまとめてピックアップしてみました。ベネチアで最も古くから栄えていた地区として知られており、数は少ないですが1000年以上もの歴史を持つ歴史的建造物もあります。