高島屋

クレジットカードは星の数ほど様々な種類のものが存在しますが、実は大手デパートの高島屋もクレジットカードを発行しています。2種類あって、ひとつはタカシマヤカード、もうひとつはタカシマヤカード<ゴールド>です。

次の項目にてゴールドに関する話をすることにして、こちらではノーマルなタカシマヤカードについてご紹介させていただきたいと思います。

タカシマヤカードは年会費が初年度無料・2年目以降2,100円で入会することができます。高島屋での買い物で最大8%のポイントが付与される他、タカシマヤカードで航空券やツアー代金などの旅行代金を支払った場合は最大補償2,000万円の海外旅行傷害保険もついてきます。

ANA・りそな銀行とも提携

ANAのマイレージクラブとも提携しており、ANAマイレージクラブ会員であればタカシマヤカードの2,000ポイント分を500マイルと交換することが可能です。

他にも、りそな銀行との取引に応じてたまった「りそなクラブ」のポイントを、タカシマヤカードのポイントに、交換することができるなどのサービスも提供しており、かなり利便性の高いカードと言うことができます。

高島屋のゴールドカード

大手百貨店の高島屋をよく利用される方も多いと思います。東京都内であれば、日本橋にある日本橋高島屋と新宿南口にある新宿高島屋、そして玉川高島屋が有名ですね。そんな高島屋独自のクレジットカードをタカシマヤカードとタカシマヤカード<ゴールド>といいます。

名前の通り、前者はスタンダードなカードで、後者は様々な手厚い補償なども付いたゴールドカードです。年会費もそれぞれ2,100円・10,500円と大きく異なります。

様々なメリット

こちらはゴールドの方に注目してみたいと思います。高島屋でのショッピング時に利用するとポイントが基本8%、最大で10%も付くことがあります。

また、高島屋以外のカード加盟店での利用でも100円ごとに1ポイント付与されるようになっていて、百貨店発行のカードとはいえどもポイントはかなり貯まりやすくなるようになっています。

ゴールドカードですので、海外旅行保険などの各種補償がしっかりしているのはもちろんですが、これ以外にも高島屋内のメンバーズサロンを無料で利用することができたり、駐車場を優待利用することもできます。

高島屋でよくお買い物をされる方はもちろんのこと、駐車場優待券狙いで取得するのもありかと思います。都内の一等地と呼ばれるところに高島屋はありますので、駐車券だけでも元を取れること間違いなしでしょう。

東急

東急電鉄や東急バスをよく利用するという方にオススメなのが東急カード株式会社が発行しているTOP&カードです。東急百貨店などの東急グループでの利用でポイントが付くのはもちろん、通常のショッピングでもクレジットポイントとしてポイントが付与されるようになっています。

特に便利なのが電子マネーのPASMOが一体型になっているものです。

  • TOP&ClubQ JMBカード PASMO(コンフォートメンバーズ機能付)
  • TOP&ClubQ JMBカード PASMO
  • スーパーICカードTOP& PASMO

これらのカードはクレジットとPASMOが一体型になっているため、PASMOの残額が少なくなっていても、オートチャージしてくれます。

そして、すでにお気づきの方も多いかと思いますが上2つはJMBカードとも一体型になっているため、JALのマイレージまで貯まるという優れものです。

気になる年会費ですが、上2つは初年度年会費無料2年目から1,050円、家族カードは年会費315円です。1番下のは年会費無料ですが家族カードは作れません。

なお、他にも年会費無料のノーマルなカードや手厚いサービスの付いたゴールドカード、高速道路で便利に使えるETCカードなどもありますので、一元化して管理しやすいともいえます。

小田急グループ

小田急電鉄や小田急バス・小田急百貨店などの小田急グループは独自のポイントプログラムを持っています。ポイントだけが貯まるものもあれば、クレジットカード機能の付いたものもあり、非常に便利に使うことができます。

2010年現在、新規に申し込みが可能なのは以下のカードです。

  • OPクレジット
  • OPクレジット ゴールド
  • OPポイント専用カード

これらのうち、上2つはクレジットカード機能が付いたもので、最後のはポイントカードとなります。クレジットカードは国際ブランドのVISA・マスターカード・JCBと提携しているので、世界中で幅広く利用することが可能です。

提携カードと発行を中止したカード

上記したのは小田急のみのカードですが、他社と提携しているカードもあります。なかでも代表的なのが「JALカード OPクレジット」です。このカードを使ってショッピングをすれば、JALのマイルが貯まるという優れものです。

ちなみ以前は以下のカードもありましたが、新規の募集をやめてしまったため、今では手に入れることはできません。

  • OPクレジットRカード
  • OPクレジットRⅡカード
  • OPクレジット ハウス

丸井のエポスカード

丸井と書くと分かりにくいかもしれませんが漢字のコチラが正式な会社名です。若者向けのファッションデパートのマルイといえば分かりやすいかもしれませんね。

実はこの丸井は日本で初めてクレジットカードを発行した会社としても知られています。カード事業を始める前から月賦払いを中心とする小売店として栄えていた丸井は1960年に「赤いカード」と呼ばれているクレジットカードを発行しました。いわゆるハウスカードというものです。

当時は完全に自社で独自のカードを発行していましたが、その後はハウスカードからの脱却を図り、国際ブランドのVISAと提携して日本のみならず世界中どこでも使えるカードへと進化しました。

また同時に、名称も現在の「エポスカード」へと変更となりました。あまり知られていないことでもありますが、カードの名称をエポスカードとしただけではなく、カード事業を取り扱う社名も株式会社エポスカードへと変更しています。

若年層からの人気が高いカードへ

デパートのマルイグループ内であればクレジットカードではなく、現金払いの時でもこのエポスカードにポイントを付けることができ、同百貨店のメインターゲットである若年層を中心に人気の高いカードとなっています。

京急グループ

京急電鉄やバスをはじめとする京急グループが発行しているクレジットカードがあります。名前のそのまんまで、京急カードと言います。

この京急カードを使えば京急グループの各企業はもちろんのこと、カード加盟店の利用でもポイントが貯まる仕組みになっています。また京急グループであればカード払いではなく現金払いでもカードにポイントを貯めることができます。

お得に使う方法

普段から京急電鉄やバスを利用される方は定期券を使っているケースが多いかと思いますが、定期券などは比較的高額になりやすいので、クレジットカードを使って購入することでお得にポイントを貯めることができます。

また、京急カードは年会費が無料ですので、仮に全く利用しなかったとしても損にはならないのがうれしいですね。電子マネーのPASMOのオートチャージも京急カードで利用することができるので、さらに便利に使うことができます。

普段のショッピングやレストランでの食事でもポイントは貯まりますので、京急電鉄などを利用している方はもちろんのこと、利用していない方でもポイントを貯めてお得に利用することができるオススメのカードです。

伊勢丹

大手百貨店の伊勢丹もクレジットカードを発行していることをご存じでしょうか。その名も「伊勢丹アイカード」です。国際ブランドのVISAと提携しており、世界中で使うことができるほか、伊勢丹でのショッピングの優待も厚くなっています。

まず、加入した段階での基本の優待率は5%です。ちなみに優待率の意味はその分割引になると言うことです。つまり優待率が5%であれば、商品購入時の請求額が5%オフになると言うことです。

ぐんぐん挙げる優待率

伊勢丹アイカードのショッピングでの利用額が20万円を超えた場合、次年度には優待率が7%となります。さらに50万を超えると8%に、100万を超えると10%になります。

優待の対象となる商品にしか優待の適用はされませんが、適用外の商品でも利用金額にはちゃんと加算されるため、最終的にはお得に使うことができます。

クレジットカードに付きものの家族カードも年会費無料で4人分まで発行することができるため、効率的に優待率のアップを狙うことができます。

伊勢丹を利用しない方にはあまりメリットのないカードではありますが、伊勢丹をよく使う方にはとても大きなメリットのあるカードですので、オススメです。

三越カードと伊勢丹アイカードの相互優待

大手百貨店である三越はクレジットカード兼ポイントカードとしても使える三越カードというカードを発行しています。同じく、大手百貨店である伊勢丹もクレジットカード機能を持つ伊勢丹アイカードVISAを発行しています。

両カードともクレジットカードに代わりはないので、三越カードを伊勢丹の支払いで使ったり、逆に伊勢丹アイカードVISAを三越でのショッピングに使うことができます。

ただし、当然のことながら三越で伊勢丹カードを使っても三越の優待を受けることはできませんですし、伊勢丹で三越カードを使っても伊勢丹の優待は受けることがでいませんでした。

カードの相互優待で便利に!

それが大きく変わったのが2009年です。それまでは何の優待も付かなかったのですが、食品などの一部商品を除き各店舗で5%の優待が付くようになったのです。三越でも伊勢丹でもどちらかのカードを持っていれば優待を受けることができるようになりました。

これは画期的な取り組みで、売り上げ減に苦しむ百貨店業界において大きな売り上げを誇る両社が手を組んだことにより、それぞれのカードの利便性が大きく高まったことは間違いないでしょう。

PASMOにクレジットカードで毎日を便利に

SUICAと相互利用ができ、とても便利な電子マネーPASMOですが、誰しもこんな経験があるのではないでしょうか?

  1. 駅改札で「ティロン♪」という音と主に改札が開かない。
  2. コンビニ・売店で「ピピ♪」という音とともに、残高0円表示でお金が足りない

どちらも普段なら別に「チャージするの忘れてた!」ですむのですが、急いでいる時なんかはチョット困ります。

PASMOのオートチャージはとても便利

そんな時に便利なのがPASMOのオートチャージ機能です。PASMOとクレジットカードを提携させることで利用できます。

この機能を使えば、残高が少なくなったときに自動でチャージされるようになり、上のような事態に陥ることが無くなります。自分でPASMOへのチャージ額・限度額などを設定できるのでとても便利ですよ!