海外での利用方法

海外でクレジットカードを使うときはどうすればいいの?とお悩みの方も安心して下さい。基本的に使い方は日本と同じです。また、海外利用の場合はほとんど一括払いのみですので、外国語で「一括で」と言う必要もありません。

日本と使い方は同じですが、大きく分けると3通りの方法に分類されますので、それぞれご紹介したいと思います。

レシートや端末にサインをするタイプ

最も一般的なクレジットカードの使い方です。会計時に店員さんにカードを渡して、受け取った後にレシートや専用の端末にサインをします。この時のサインはカード裏面のサインと同じものを書きます。

また、特にアメリカやカナダではクレジットカードを店員に差し出したあと、「debit or credit?」と聞かれることがしばしばあります。これは「デビット払いですか?それともクレジット払いですか?」という確認です。特にデビット払いを洗濯する理由もありませんから、「クレジット」と答えましょう。

(デビットとは即時決済のことです。クレジットカードでは利用代金は指定日に口座から引き落とされますが、デビットでは使ったその瞬間に引き落とされます。日本ではあまり普及していませんが、海外では比較的メジャーな支払い方法です)

端末に暗証番号を入力するタイプ

日本でも近年このタイプが多く見られるようになっていますが、特にヨーロッパ圏ではこのタイプが主流となっています。普段からサインばかりで暗証番号を忘れてしまっているというケースもありがちですので、旅立つ前に暗証番号はしっかりと覚えておきましょう。

会計用のバインダーに挟んで渡すタイプ

これはレストランなどの飲食店の場合です。食べ終わって会計をお願いすると利用代金の書かれたレシートがバインダーに挟まれて返ってきます。このバインダーにクレジットカードを挟んで店員さんに渡します。

すると店員さんは再びバインダーとクレジットカードとレシートを持ってきますので、カードを受け取って、レシートのチップ記入欄に自分で金額を記入し、合計金額の欄には利用代金とチップを足した金額を記入します。そして署名欄に自身のサインを書いて終わりです。バインダーを残して席を立ちます。

めったに不正されたりはしませんが、一応チップと合計金額の前に$マークを書いておきましょう。あとから数字を付け加えられないようにするための対策です。また、控えはちゃんと貰っておきましょう。

上記のケースはアメリカ・カナダなどチップが必要な国の例です。チップが必要ない国であれば日本と同じく、合計金額はレシートに印刷されていますので、金額を確かめた上でサインするだけです。