ヨーロッパ
ヨーロッパといっても多くの国があるので、一概に決めることはできませんが、最も普及していて使える確率が高いのはマスターカードです。VISAも多くのお店で使うことができますが、マスターカードの方が若干加盟店も多いです。
次点として挙げておきたいのがダイナースです。ステータスのあるカードなので一般のお店では使えないこともありますが、高級店やホテルでは間違いなく使えます。また、ヨーロッパでのダイナースのイメージが非常に高貴なものとされているので、お客として厚いもてなしを受けることもあります。
イギリス・フランス
イギリスやフランスではVISAが主流となっていますが、マスターカードも同程度普及しています。また、両国とも日本人観光客の行き先として人気が高いことからデパートや有名店などではJCBを使うこともできます。
ただしロンドン・パリといった有名な大都市以外ではJCBはほとんど使えませんので、VISAかマスターカードのどちらかは必須と言えます。
ドイツ・オランダ
イギリスやフランスと逆にマスタカードが主流なのはドイツとオランダです。イギリス・フランスではVISAが使えるお店のほとんどでマスターカードを使うこともできますが、ドイツとオランダではマスターカードが強い力を持っており、マスターカード以外のクレジットカードを使えないお店もあります。
ドイツやオランダの鉄道券売機では多くの場合マスターカードしか使えないというのも特徴的です。歴史的にマスターが強かったと言うことらしいですが、世界的に見てもVISAとマスターはほぼ同等に使える国が多い中、この2ヶ国は特別なケースと言うことができます。
その他ヨーロッパ諸国について
上で登場した4ヶ国以外のEU諸国では、VISAとマスターカードがあれば安心です。どちらも世界的に広く普及していることから、ヨーロッパでも多くの国や地域で利用することができます。ちなみに人気の高い旅行先であるイタリアは、観光大国ということもあり、比較的多くの種類のカードを使うことができる傾向にあります。
まとめ
ワーキングホリデーや留学などといった長期滞在の場合はもちろんのこと、1週間以内の短期の旅行であってもクレジットカードは必ず持って行きましょう。トラベラーズチェックでもいいのではないかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、意外と面倒ですし、小さなお店では拒否されることも少なくありません。
また、必ず海外旅行保険が付帯されているクレジットカードを持って行きましょう。当サイトの他のページでも触れていますが、怪我や病気などで病院にお世話にならなくてはならないときには、クレジットカードがあると高額となる医療費でも補償してくれるので、安心できます。