アメリカ・カナダ

アメリカ・カナダは共にカード社会です。ホテルやデパート・高級レストランやブランドショップなどはもちろんのこと、ガソリンスタンドやスーパー・コンビニでも頻繁にカードが利用されています。身分証明書代わりにも使えることもあります。

なお、毎年非常に多くの日本人観光客が訪れているハワイ・グアム・サイパンについてもこちらのページでご紹介しております。

VISA・マスター・アメックス

そんな北米で便利なのはVISA・マスター・アメックスの三社です。加盟店数から見るとVISAとマスターが同程度、アメックスがそれらより若干少なめといったところですが、三社ともほぼ不自由なくどこででも利用できます。

また、この三社以外にディスカバーカードというアメリカ発の国際ブランドもあります。日本ではほとんど見たり聞いたりすることのないカードですが、アメリカでは広く普及しており、加盟店も400万店を超えます。

ダイナースとJCB

ホテルや高級店、多くのレストランなどで利用できるダイナースはマスターカードと北米における決済事業に関して提携したため、北米に限り、マスターカードが利用できる加盟店であればダイナースも利用できるようになりました。

JCBは北米ではほとんど使えないと言っても過言ではありません。ニューヨークやロサンゼルスなど日本人観光客が多く訪れる都市でも使える店舗は限られてしまいます。アメリカやカナダに旅行に行かれる方はJCB以外のクレジットカードも1枚持って行った方が良いと思います。

ハワイ・グアム・サイパン

毎年多くの日本人観光客が訪れるハワイ・グアム・サイパンはアメリカ領なので当然クレジットカードは広く利用することができます。アメリカ本土で高いシェアを握っているVISAやマスターカードはもちろん、日本人観光客が多いことからJCBも多くのお店で使うことができます。

また、有名なリゾート地でもあることから、ステータスの高いアメリカン・エキスプレスやダイナースクラブも不便なく使うことができます。このように、ほぼ全ての国際ブランドを大差なく利用できるのはハワイ・グアム・サイパンだけといっても過言ではないかもしれませんね。

ちなみにこれらのリゾート以外でほぼ全てのクレジットカードを利用することができる地域は、ラスベガスやマカオなどといったカジノの街です。世界中からギャンブルをプレーしに旅行客が集まってくるという点に加えて、クレジットカードでキャッシングを利用する方も多いという点が理由に挙げられます。

まとめ

最後になりますが、ハワイやグアムを含むアメリカやカナダに旅行される予定のある方や、ワーキングホリデー・留学などで長期滞在する予定がある方は、VISAとマスターカードを両方とも持っていると安心です。これらに加えてアメリカン・エキスプレスかダイナースクラブを持っていれば万全です。